釜石えがおイベントに向かって始動! | NPO法人岩手未来機構のブログ

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来たる8月23日の24時間テレビ「釜石えがおイベント」に向けて、7月27日、28日両日、盛岡情報ビジネス専門学校のアニメ・マンガコース1年生9人にイラストレーターの長友心平さんが似顔絵講座を行いました。

一日目は主に目や顔の輪郭などのパーツの描き方や相手の観察の仕方などを講義ました

二日目は生徒さんがお互いに描き合う実践的な授業となりました。

「僕の場合は、目尻のシワとかほうれい線は線では描かず、色を塗って表現します。」
と長友さんからアドバイスがあり、ご自身の経験を振り返りながら過去に「似てないよー」と言われた事のある経験談を話してくれるなど、多くの経験があって今の長友さんがあるという貴重なお話もして下さいました。

また、ペットロスで写真も見ることが出来ないと苦しんでいた方が、ご自分で亡くなったペットの絵を描くことで癒され気持ちが前向きになれた話なども聞くことができ、改めて絵の持つ力の偉大を感じることができました。

お互いに絵を描き合う場面では最初15分で色まで塗って描き上げるという練習に始まり、最後は8分で描き上げるように練習しましたが、生徒さん達の吸収の良さには目を見張るものがありました。見る見る上達していき、中には師匠と呼ばれる生徒も出るほどに充実した講座でした。

実際、色々な年令の方を描きたいという事で、私もモデルとして借り出されましたが、女性としては嬉しい絵を描いてもらいました。もちろん飾ります!
純粋な生徒さんの描く絵は男性モデルにな
った方も嬉しそうで、その方の良さが引き出された絵に仕上がり「イケメンに描いてもらった」と喜んでいました。

最後に皆の絵を鑑賞しあいました。
「相手と話をしながら描くと手が止まったりして難しく感じました。」
「もらった人に喜んでもらえるように描きました。」
「初めは目を大きく描きすぎるなどバランスが悪かったけど、後半はコツをつかんで描けるようになりました。」
など今まで鉛筆一本でしか描いた事がなっかた生徒さん達は不安に思っていたようですが、釜石を笑顔に出来るまでに成長したと思います。
それぞれのタッチや色の付け方、雰囲気、皆違って皆いい!
描く人の個性が見えて楽しい授業となりました。

また、長友さんを囲む会では、長友さんを応援す
る多くの方が集まって下さいました。
そして長友さんから似顔絵プレゼントのサプライズ!
来て下さったお一人お一人をあっという間に描き上げ、神ワザを見せて下さいました。
似ている事はもちろんのこと、その人の好きな色、お孫さんの話、趣味を聞いたりして、その内容が絵の中に盛り込まれている、もらった人がまさしく笑顔になりました!
たまたま男性の方が多かったのですが、似顔絵を持って長友さんとツーショットの写真を撮るために男性の列が出来き
、お互いの似顔絵を見せ合い初めて会う方も打ち解けて仲良くなっていました。
が、男性ばかりが長友さんを囲む様子に周りのお客さんは「何の集団だろう」と不思議だったに違いありません。
男性さえもトリコにする長友さんの
人柄の良さがうかがえる素敵な会でした。
皆さんの応援をますますいただいて、「釜石えがおイベント」が大成功に向う予感です!


柏葉

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