学生時代
今日は学生時代の頃の事を思い出していました。
私は、小学校、中学校、高校と学生生活を送っていたけど、学校が楽しい!と思った事は一度もありませんでした。
金八先生や、GTOの鬼塚先生みたいな卒業しても会いたいなとか今でも思い出すぐらいいい先生との出会いもありませんでした。
小学校の時はとにかく学校に行くのが嫌で、ゆううつでした。
集団行動もとても苦手で、早く大人になりたいなってずっと思っていました。
お兄ちゃんはすごく勉強ができたけれど、私は全く勉強ができなかった。
中学に入学して、ブラスバンド部に入ってウッドベースを習った。
仲のいい友達はみんなバレー部に行ったけど、運動が苦手だったから。
ブラスバンドに入っても、私はみんなの輪になじめずにいた。
演奏会で賞を取っても別に嬉しくなかったし、達成感とかみんなとの絆とかそんなの感じた事は一度もなかった。
中学に入っても勉強は、100人いて、90番目ぐらいだった。
私の友達は頭のいい子がたくさんいたけど、みんなが一生懸命勉強している姿を見ても、ひとつも焦らなかったし、いい高校に入りたいとかいい成績をとりたいとか全く思った事はなかった。
逆にみんななんでそんなに勉強するのが楽しんだろう?と思っていた。
高校も頭のいい友達とは離れ離れになったけど、勉強を全くしてなかった私が入れるレベルの高校に入った。
本当は音楽専門の高校に行きたかったけど、そんなお金なかったし、高校を卒業してからの音楽の専門学校に行きたいってゆう気持ちもうちの家計的に絶対に無理だった。
高校時代の友達も何人か音楽の専門学校に行ったけれど、必ずそいつらには負けたくなかった。
だから、私は独学で、学校には入らず、個人のボイストレーナーの先生に付いて、歌を習った。
今となってはそれが正解だったのか、大学に行っとけばよかったのかなとか、歌以外にもちゃんと勉強しときゃよかったなとか、学生時代を振り返った時に特に思い出はないのは少し寂しいなと感じた。
歌に執着しすぎたために失った人もたくさんいるし、傷つけた人もたくさんいるし、後悔もたくさんある。
中学校も高校も同窓会には一度も参加しなかった。
CDデビューして何人か歌手を目標にしていた私をバカにしたり、私に悪口を言ってたり、仲もよくなく顔も思い出せない人たちが、手のひら返して結婚式で歌ってと言ってきたり、知らないアドレスからメールが来たりしたけど、全て無視して、全て断った。
それでみんな口を揃えて
「サオリは変わった」
と言われたけど、私は変わったのはお前らだろってずっと思っていた。
今、思うと本当に変わったのはその人たちの言う通り、私なのかもしれない。