劇場映画感想。
「ヒアアフター」 8
イーストウッド先生の心霊現象ヒューマンドラマ
今回は死後の世界とリンクする霊能力者を
マットデイモンが演じてますが
そこはイーストウッド監督なので
派手さとかトンデモパワー的なエンタメ系ではないです
むしろ能力の割にはひたすら地味ですw
まあ巨匠が世にも奇妙な物語を作ると
こんなヒューマンドラマになるよって感じの内容ですかね。
掴みの津波シーンがまずかなりグッときました
溺れ視点みたいな臨場感で
こっち方向でも1本撮って欲しいくらいですねw
ただぐわっと盛り上げるのは序盤くらいで
あとはじわじわ系のドラマですね
主人公も3人いて
まず津波で死にかけてあっちの世界が少し見えてしまった
フランスの人気女性ジャーナリスト
見えちゃった世界のことが気になって
そっち方面にのめり込んでいきます
手に触れるとその人と関係ある死者と会話できる
マジの霊能力者のマットデイモンですが
以前はそれで仕事してたけど
精神的に辛くなってすでに引退して工場勤務
でも金儲けしたいマットの兄は
弟の能力に未練タラタラでよく訪ねてきますw
あと母ちゃんが薬物中毒だけど
仲良く母ちゃん助けて頑張る双子の少年
ただ、そんなよい子たちも
イーストウッド作品では逆に嫌な予感がつきまといますw
ミスティックリバーしかりチェンジリングしかり
そうです、巨匠の世界では
いい子にしてれば安全ってもんではないのですw
ま、それぞれ違う形で死というものに関わった
3人の主人公たちを切り替えつつ進行するドラマです。
いつもは静かながら目が離せない
冷徹な神の視点って感じの雰囲気が多かったと思いますが
今回は結構人間っぽいっていうとおかしいですけどw
まあラストは詳しく書けませんけど
イーストウッド先生がハッピーエンド目指したら
あんな感じになっちゃった、みたいなw
マットデイモンが自分探しで通う
ラブコメお料理教室とか割と間延びした感じの
場面も多かったですね
勿論ただのラブコメじゃ終わりませんけどw
少年のパートが一番イーストウッド節な雰囲気ですかね
この少年とマットデイモンが早くに出会って
二人がメインでも面白そうな気が一瞬したんですが
それだとパーフェクトワールドとかぶるな、とw
まあじっくりというか、ほぼラスト近くまで
前フリして主人公たちのドラマが交わって
そしてイーストウッド流のハッピーエンドが待ってますよ
これが真の霊能力の使い道だぞっていうねw
あーやっぱ見終わってからじわじわきますw
120歳くらいまで生きて監督してくんねぇかなー