映画 20世紀少年 感想。 | 岩日記

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劇場映画感想。

「20世紀少年」 7
人気漫画の実写映画化ですね。
私は事前にコミックレンタルで原作を全巻読んでるんですが
その視点で見るならかなり忠実に漫画を再現してると思います。
単純にキャストを漫画版と比較しつつ見ることになるので
そういう内容プラスアルファの部分で結構楽しめましたね。

主演の唐沢寿明さんが最初のシーンではコントみたいな芝居をしてたので
序盤の掴みの段階ではどうなることかと不安になったんですが
話が進むとキチンと場面にあった熱演をされてたので安心しましたw

他の主要メンバーのみなさんも原作からの違和感は全然ナシ
宇梶剛士さんは少し前のアニメ北斗の拳での
ラオウ吹き替えは正直イメージぶち壊しの悲惨な出来だったんですが
本人出演なら話は別で原作のイメージを見事に再現してます

ヨシツネの香川照之さんとかはもう安心の演技力ですねw
一人だけバイオレンスで異様な雰囲気のオッチョも
豊川悦司さんのルックスなら破綻しないし
まあとにかくメインの役者さんたちは素晴らしいです
原作と脳内で比較して見るだけでも
一定の面白さは得られる内容なんじゃないですかね。

ただ原作未見で独立した映画としてどうなの?ってなると
ちょっと話は変わってくるので
まあ、、、そこまで期待せずに気楽に見てください、くらいの
やや弱気なプッシュしか出来ないですかねw

映像的には全体に漂う豪華なTVドラマくらいの雰囲気は
どうしても拭いきれないんですが
空港爆破とか大きな見せ場は引いたカメラで
うまくチープさを無くしてるし
日本のTVドラマでよくある合成バレバレみたいな
恥ずかしい特撮部分はないと思います。

あとは竹中直人さんのやりすぎの顔芸あたりは
本作の監督のトリック劇場版あたりなら良いかもしれませんが
ちょっと場違いな空気が漂ってますかねぇ
他にもお笑い芸人がどうでもいい役で
私たちこんな場面に出てますよ、ってだけの
アピール出演シーンとかお遊び要素が多すぎて
映画単体としての完成度は自ら捨ててる感じですね。

3部作の1作目なので当然最後は「つづく」という終わりで
2部のヒロインも顔見せ程度の1シーンがあります
ま、台詞もなかったしこのヒロインについては
現段階では果たして他の主要キャスト同様イメージ通りなのか
2部での芝居を見ないことにはまだ何も言えないですね。

主要キャストが素晴らしい、というのはすでに書きましたが
芝居云々ではなく絵的に原作そのまま、という点なら
子供時代のヤン坊マー坊役は衝撃的ですw これは正直ヤバいですw
CGなんじゃないですか?ってくらいそのままですねw

とにかく原作を読んだ私としては
引っ張りすぎでやや冗長に感じた漫画と違って
尺の制限もある映画版はバッサリ端折ってあって
とても見やすく、色々と楽しめるポイントも多く
単なる実写版ダイジェスト以上の面白さはあったと思います。
スタッフロール後にある次回予告でそれなりに期待も高まったし
もちろん第2部も劇場へ行くつもりですw