映画 崖の上のポニョ 感想。 | 岩日記

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劇場映画感想。

「崖の上のポニョ」 7
国民行事、宮崎駿監督アニメ映画の最新作。

海岸で遊ぼうとしてた主人公の幼稚園児宗介は
頭が空き瓶にはまって抜けなくなってる人面金魚を拾います。
バケツに入れてポニョポニョしてるからポニョと名づけてw
幼稚園に持っていって世話して可愛がろうとするんですが
ポニョの父親、謎のマッドサイエンティストみたいな男フジモトが現れ
ポニョを海に連れ帰ろうとします。

ポニョは宗介に出会ったことで人間になりたいと思うようになり
魔法の力で再び宗介に会いに行こうとしますが、、、

と、まあ宮崎版人魚姫って感じの話ですかね。

絵も人物はいつも通りの宮崎キャラですが、
背景とかは手書き風みたいなタッチになっていて
オープニングでも「はじまり」みたいなテロップが入るし
何か全体に絵本みたいな雰囲気があります。

フジモトは人間をやめた、とか
ポニョが魔法を使ったことで世界に大穴を開けてしまった、とか
世界観のキーワード的なことを色々言ったりするんですが
ハウルとか最近の宮崎アニメの流れ同様に
前フリはするけど回収はナシの投げっ放し路線ですね。

とにかくポニョがやってきて大洪水が起きて
子供二人で母親を探しに、、、と
宗介とポニョの動きだけを見せる内容になっていて
ポニョの両親とか裏で月が落ちるとか設定をチラ見せする割には
そういう全体の説明は結局一切されませんw

明るく楽しく、みたいな表面上の展開なんですけど
終盤の洪水に沈んだ町は
のどかな雰囲気で古代魚が復活して泳いでるし
ピクニックみたいな感じの若い夫婦が平和にボート漕いでるし
暗いトンネルをポニョが嫌がったり、、、と
何かこう唐突というか、脈絡がなくて不気味なんですよね

思わせぶりにキーワードをばら撒いて
でも主人公二人の可愛さで煙に巻かれて
かなり力技でめでたしめでたし、という感じでしたw
ぽーにょぽーにょぽにょとスタッフロールで平和な歌が流れるんですが
説明できない違和感というか、もやもやが残るんですよねぇ
まあ面白かったんですけどスッキリはしない映画ですねw
色んな意味で童話絵本みたいなのを狙ったんでしょうかね。

宗介とポニョは子役が声をやってると思うんですけど
この二人は素晴らしかったですね。
他のキャストも有名芸能人の方がやってるんですが
特に不自然なキャラはなかったってくらいですかねぇ
所ジョージさんが重要キャラのフジモトをやってて
軽く棒読みっぽい雰囲気を漂わせてはいるんですけど
終盤のオタオタするあたりはキャラに合っていたと思います。

ちなみにポニョはメイみたいな感じで微笑ましいんですが
主人公の宗介はもはや驚嘆するレベルの良い子ですw
終盤黙ってボートを押して泳ぐ一連の行動は勇者の資質
この子がもう少し大きくなるとパズーになるわけですね
いや、容易に想像できますよw