宇宙好きの皆さん、おはようございます!
デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。
2023年10月に富山市で開催された
第67回宇宙科学技術連合講演会の
セッションの紹介をしています。
先に革新的衛星技術実証プログラムに関連する
発表を紹介したのですが、
学会3日目に続きがありましたので紹介します。
前回の紹介についてはこちらを参照ください。
先にも紹介しましたが、
JAXA は2015 年度から
「革新的衛星技術実証プログラム」
を実施しており、
大学や研究機関,
民間企業等が開発した部品や機器,
超小型衛星,キューブサットに
宇宙実証の機会を提供しています。
ここでは7件の発表がありました。
・全国の高専がKOSEN-2R という2Uのキューブサット開発しており、その開発状況の報告
・1Uキューブサットである超小型マルチスペクトルカメラ実証衛星FSI-SAT2 の開発状況の報告
・折り紙構造による超高利得展開リフレクトアレーアンテナ技術の宇宙実証3UキューブサットOrigamiSat-2のミッションと設計
・6Uキューブサットの地震先行電磁気現象検知衛星PRELUDE 衛星の概要
・同じくPRELUDE のミッション概要
・宇宙遠方で発生するガンマ線バーストの速報実証衛星 ARICA-2:の2023年度の進捗状況
・全国の高専が開発する高専連携技術実証衛星 4号機「 KOSEN-3」の軌道上実証
特に最後のKOSEN-3の開発では、
ラズパイをこれまでの衛星では
使ってきていたのですが、
それが製造中止になったための対応が
書かれており、
私にとっては参考になりました。