宇宙好きの皆さん、こんにちは!

デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。

 

昨年10月に富山市で開催された

上記講演会のセッションの紹介をしています。

 

月の資源、特に水については

電気分解することで水素と酸素が得られるため、

これをロケットの推進剤にすることができます。

月の重力は地球の6分の1なので、

地球から水や、水素・酸素を運ぶより持続的可能に

有人月探査機を使うことができるようになります。

 

このようなことから月の水(氷を含む)を取り出す

研究が行われており、

このセッションはそのことを扱っています。

 

14件の発表があり、

扱われているテーマは次のようなことでした。

・ 月面推薬生成プラント構想について。2

040年までに本格的な建設・運用を開始する予定。

・推薬生成プラントに関わる全体構成の検討について

・月における水の科学検討と資源活用について

・月面での水のポンピング効果と呼ばれる濃集機構について

・月表層浅部の水資源分布マップ生成シナリオについて

・月面における推薬ビジネスの展望について

・月面水素精製プラントのEPC (設計・調達・建設)について

・半導体レーザを使った月面レゴリス中の水分量測定方式

TDLAS(Tunable Diode Laser Absorption Spectroscopy)技術の紹介

・月面水採取サーマルマイニング技術の開発について

・月面推薬生成プラントの遠隔制御について

・レゴリスから抽出された水の純水化処理について

・推薬液化用磁気冷凍機について

・月面建設に向けての機械施工の現状とこれから考えることについて

・月面推薬生成プラントプロジェクトにおける

地上プラントEPC(エンジニアリング・調達・建設)

管理手法の導入検討

 

月面の水がうまく採掘され、有効利用されるといいですね。