宇宙好きの皆さん、おはようございます!

デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。

 

昨年10月に富山で開催された

「第67回宇宙科学技術連合講演会」

発表された内容を紹介しています。

 

ハイブリッドロケットは、

液体あるいは気体の酸化剤と固体燃料を使って、

液体ロケットと固体ロケットの

中間的な性能を発揮するものです。

 

長所としては、取り扱いの容易さ、

機構の単純さ、推力制御の容易さ、

低毒性、低コストなどがあります。

 

短所としては、推力が低いことです。

 

このようなことから、

いかに推力をあげるかが研究課題となっています。

このセッションでは9件の発表があり、

発表された内容としては、

・3Dプリンターを用いて液体燃料を内包した固体燃料の試作

・酸化剤をどのように流すかといった研究

・固体の粉体燃料を利用した方法の研究

・推力を制御して垂直軟着陸を実現する研究

・酸化剤の液体を内包した燃料の形状の研究

・燃料と酸化剤の優れた混合燃焼を実現する研究

・燃料と酸化剤の優れた混合燃焼を実用化する研究

・酸化剤として亜酸化窒素を、燃料として低融点熱可塑性樹脂を採用した研究

・液体酸素を気化するインジェクターの燃焼実験

でした。