宇宙好きの皆さん、おはようございます!
デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。
昨年10月に富山で開催された
発表された内容を紹介しています。
ハイブリッドロケットは、
液体あるいは気体の酸化剤と固体燃料を使って、
液体ロケットと固体ロケットの
中間的な性能を発揮するものです。
長所としては、取り扱いの容易さ、
機構の単純さ、推力制御の容易さ、
低毒性、低コストなどがあります。
短所としては、推力が低いことです。
このようなことから、
いかに推力をあげるかが研究課題となっています。
このセッションでは9件の発表があり、
発表された内容としては、
・3Dプリンターを用いて液体燃料を内包した固体燃料の試作
・酸化剤をどのように流すかといった研究
・固体の粉体燃料を利用した方法の研究
・推力を制御して垂直軟着陸を実現する研究
・酸化剤の液体を内包した燃料の形状の研究
・燃料と酸化剤の優れた混合燃焼を実現する研究
・燃料と酸化剤の優れた混合燃焼を実用化する研究
・酸化剤として亜酸化窒素を、燃料として低融点熱可塑性樹脂を採用した研究
・液体酸素を気化するインジェクターの燃焼実験
でした。