宇宙好きの皆様、こんにちは。
デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。
国際宇宙探査協働グループ(ISECG)というのがあり、
現在27の宇宙機関が参加しています。
この中で、おもに米国が進める有人月探査のアルテミス計画に向けて
検討が進められています。
このセッションでは17件の発表
(1件取消があったようですが、論文は提出されています)がありました。
・研究の方向性に関する考え方
・実現性の検討
・推進剤の精製プラントの検討
・電磁波による地下探査
・被爆の計測
・月における測位システムについて
・遠距離での光通信のためのソフトとハードの研究
などが発表されています。
キューブサットを利用した計画も立てられています。
キューブサットの使い方について
単に地球低軌道のミッションだけでなく、
探査も含めた応用に目を向けていきたいと思います。
また、月での測位を地球の測位システム(GNSS)を使って
実現しようという考えや、
月にキューブサットで測位システムを作ると
いうことも考えられていて、楽しみです。