宇宙好きの皆さん、こんにちは!
デジタル化推進アカデミーの岩田敏彰です。
宇宙好きの皆さんは、
「はやぶさ2」が小惑星リュウグウからサンプルを持ち帰り、
2020年12月にオーストラリアの砂漠にカプセルを投下したことを
覚えておられることと思います。
その後、その「はやぶさ2」はどうなったか知っていますか?
なんと、次の小惑星探査のたびに旅立ち、
今も宇宙を飛行し続けているのですよ!
そして、2026年に小惑星2001 CC21、
2031年に1998 KY26に行くんです。
それに関連してどのようなことがされているのかが
このオーガナイズドセッションでは12件発表されました。
主な内容は、
・NASAの探査機が小惑星ベンヌで試料を回収したのですが、その調査の分析協力
・「はやぶさ2」のリュウグウで得られたデータの検索システムの開発
・地球に衝突しそうな小惑星に衝突により軌道を変えて、
地球との衝突を回避することを「プラネタリーディフェンス」というのですが、その研究
・黄道光や太陽系外惑星の観測
・「スピン運用」などの航行中の運用の省力化
・姿勢制御に不具合があったときの冗長系を使った制御法の研究
・小惑星2001 CC21のフライバイ観測の計画
・高速に回転する1998 KY26 とのランデブー観測
チャレンジングな課題がいっぱいで、今後もはやぶさ2は活躍しそうですね。
写真は人工知能に「はやぶさが2羽の小鳥(小惑星を象徴)を追いかけているところ」というお題でイラストを作ってもらったものです。