下の記事で、識者の意見を抜粋してみました。
「すべてを「粉々」にする覚悟はあるか?DXで国と企業が身につけるべき考え方とは」

 

村上明子氏
「足元をしっかり固めることが重要です。もうひとつ大事なのは、トップの覚悟。」
「リーダーだけでなく、一人ひとりの社員に「これをしたい」「こういう世界を作りたい」というビジョンがなくてはなりません。」

 

加治慶光氏
「どれほどの危機感を持てるか。それが我が国の経営者にとって非常に大切です。」
「重要なのは横にどう広げていくかという視点です。」
「地政学と経済活動についても、民間と政府が胸筋を開いて議論を酌み交わせる仕組みができたらいいですね。
「越境し接続する」

 

安宅和人氏
「デジタル化自体は30年前のテーマなので、ここに足を取られているようでは未来はありません。」
「次の世代の企業を生み出せるかが問われているわけで、それが大企業の仕事だと思います。」
「今後はパンデミックや災害がすさまじい勢いで増えていくことが確実視されています。その未来に向けて、パンデミック・レディ(pandemic-ready)かつディザスター・レディ(disaster-ready)な社会を作らなければなりません。」
「「デジタル化」などと言うのはやめて、「私たちが今向かっている課題をデジタルで刷新する」と捉えなければ、私たちの社会はよくならないでしょう。」
「ひとつは、変革の中心的な部隊はデジタルな人材だけで進めることです。」
「2つ目は、徹底的に粉々にすること。」
「3つ目のポイントは、ミニマム必要なものだけを作ってゲリラ的に実行すること。」
「新しい酒は新しい袋に」

 

石倉洋子氏
「必要なのは発想の転換と試行錯誤すること。それがデジタルにおける鍵になると思っています。」
まずは「あなたの企業は何をしたい? 社会をどう変えたい?」「そのためにあなたたちの武器はどう役に立つんですか?」「足りないことはあと何ですか?」と考え、それらの答えを明確にすることが企業にとって重要だと思います。」
「デジタル化を進めなければ日本の将来はない」
「私はずっと「デジタルはこれからの社会を、そしてあらゆる側面を大きく変える原動力」だと思ってきました。」
「まずは、情報の縦割り管理を変えなければなりません。」
「プロジェクトマネジメントの経験不足は、日本が解決すべき問題でもあり、伸び代がある部分でもあると思っています。」
「新しいことを毎日試す。やめることは何か?を決める」

 

国と大企業だけの問題ではありません。
紹介記事は、国と大企業が身に着ける考え方、などと書かれていますが、すべての国民に関わる課題だと思います。

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「製造業の業務改善したいなら、小さなことから始めなさい!」