個人事業主や中小企業で製造業を経営をされている方は、最近の情報通信技術やその他の科学技術がいかに手軽に簡単に使えるようになっているか、気づかずに事業をされています。

例えば科学技術の応用の一つであるIoT(Internet of Things)は、大手メーカなどが取り入れたり、中小企業が導入を進めたりしていますが、設備投資に数千万円も要求され、費用対効果を考えて諦めてしまった経営者も多いと聞きます。

でも考えてみてください。30年前、30万円したNECの9801と同程度の小型コンピュータが今では1000円程度で手に入ります。しかも多くのセンサなども数百円で買うことができます。計測や制御のためのインタフェースもその小型コンピュータに内蔵されています。その小型コンピュータはWiFiなどの無線通信も可能なのです。数千万円の投資をしなくても数万円もあればそれなりの装置を作ることができ、活用することができます。そのような装置で数億円の効果をあげられた企業もあります。また、30年前と異なり、インターネットやスマホなどが利用でき、利便性は圧倒的に高くなっています。

その上、インターネットには多くのデータや情報が公開されており、それらを使うことができます。また、無料のアプリをダウンロードしたり、クラウド上で利用したりすることもできます。

 

(1)小型コンピュータやスマホで自分でデータを集めること、
(2)ネット上の公開データや情報を使うこと、
(3)ネットからアプリやツールをダウンロードしたりクラウド上で利用したりすること、
これを私は「身近な工学の3つのリソース」と呼んでいます。

その恩恵にあずかれるかどうかは、知っているか知らないかの違いだけなのです。まずそのことを知ってください。そしてどんなことができるかをその一端だけでも理解してください。このことを知るだけであなたの将来は大きく変わることになるはずです。

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