Avenza Mapsというスマホアプリを使って、自作の観光マップを作りましょう。
Avenza Mapsは、iPhoneでもAndroidでも使えるアプリで、オフラインでもGPSが受信できれば使うことができます。
QGISでGeoPDFというものを作り、それをベースマップにしました。
今回は、単純にQGISに表示されたOpenStreetMapを使いましたが、あらかじめ経路などを入れておいてもいいでしょう。
今回のデモでは、東京都中央区の浜町公園で行ってみました。
正面入り口から中を１周し、途中で見どころの写真撮影をするというものです。
歩いた経路は地図上にリアルタイムで表示できます。
こういったことはGoogle Mapでもできますが、オフラインでもできるのがいいところです。
表示はこんな感じです。まず、浜町公園のGeoPDFを読み込んで表示したところです。
こんな感じで地図が表示されます。
そして、公園内を写真を撮りながら一周しました。写真を撮影したポイントにピンが立っています。
青いマークは自分の現在地になります。
そして、ピンに触れると撮影した写真のサムネイルと自分でつけた名前が表示されます。
表示されたタブを触ると、写真の詳しい情報が表示されます。
そして写真を触ると、写真が拡大されて表示されます。
これだけの機能があると、電波状態の悪い観光地でも、観光客はベースマップをもとに自分の気に入ったものを写真に撮り、それを地図上にも表示できるので、自分だけのオリジナル観光マップを作ることができます。
自治体観光課の皆様、いかがかな？