● 千駄木 ピアノを上手に弾くための手の形をお伝えします。
こんにちは、岩田綾子です。
ピアノを弾く時、手の形は命!といっていいくらい大切です。
まーるい手、ネコの手、色々な表現がありますね。
習い始めたばかりの小さなお子さまにとって、手の形をキープすることはとても難しいです。
ほとんどのお子さんが、手の形で苦戦されます。
私は幼い時に、ピアノの先生から手の形に関してあまり注意されませんでした。
できていたからではありません。
できていなかったのです。
小学2年生の頃についた先生に、初めて手の形が悪いと指摘されました。
そこから必死に直していきました。
これが・・・
とても大変でした(^^;
小さいうちから、ピアノを習い始めた頃から、手の形には注意していくべきだと思っています。
後から直すことはとても大変だからです。
先生に言われたことは、
「手の中に卵が入っているのを想像して。」
「もっと丸く、骨が出るように。」
私が家の練習でやったことは、なんと、本物の卵を手の中に入れてしまったこと・・・!!
卵はそのまま落下(^^;
今思うと信じられない小学生ですねΣ( ̄ロ ̄lll)
必死に手の形を直そうとしていたのでしょうか・・・(笑)
手の形は一朝一夕には改善しません。
長い時間をかけて、毎日気をつけることで、少しずつ良くなります。
お家で練習する時に、手の形は常に意識してもらうように、子供たちにお話ししています。
丸い手をキープするコツは、
★1と2の指がABCのCの形になっていること。
このように、1と2がCのマークになると手がきれいキープできます。
横から整えることもポイントです。
★ボールをにぎっていることをイメージすること。(つかむ動作)
卵は危険なので(笑)ボールを使います。
お子さまの手にフィットする、できれば低反発の柔らかいボールがいいです。
ボールをニギニギすることで、指の第一関節の力も鍛えられます。
ボールをにぎったまま、鍵盤の上に手をのせます。
そこでキープ。
下からそっとボールをぬいて、そのままキープ。
この作業を繰り返しながら、いい手の形を覚えてもらいます。
★上から落ちてきた水を、手ですくう形を作る。(ピアノを弾くてが逆さになる)
上から落ちてくる水をイメージします。
その水をすくう手の形を作ります。
そのまま手をひっくり返すと・・・
あら不思議!
きれいな形になりませんか!?
ぜひ試してみてください(^^)
いい手とセットなのが、いい指。
指先もピアノ演奏の命です。
また別の機会に♪
岩田綾子
教室には、千駄木、根津、白山、千石、本郷、本駒込、西日暮里などから生徒さんが通ってくださっています。