消化器科の予約をした日
この日はちゃんと?バスで予約時間15分前に到着する

病院の入り口近くにある、再来患者用の受付機に診察券を通すと
「あれ、婦人科しか診療科が表示されないw」

今日だったよね?!
仕事休んじゃったよw

前回もらった予約票を確認して、
「うん、間違いなく今日だ」と確信したところで案内の人が声をかけてくれる

「ご案内しましょうか?」


案内の人は、シルバーヘアの小柄な女性
どことなく上品な雰囲気が漂い、話を聞いてくれる

「今日は消化器科の予約をしてると思うんですけど、表示されなくて」
と言って予約票を見せると、
「消化器科は初めてですか?」
と聞かれる

そうです、と言うと
「では、あちらの窓口で初診の受付をしてください。受診の受付も同時にします」
おう…
総合病院って大変だな

この案内の女性はさておき、若い頃に
「この人はすごい育ちが良いんだな」と素直に思った人がいる
市役所でエレベーターに一緒に乗り合わせただけなんだけどw

皺の感じから70は過ぎてるんじゃないかと思うけど、きちんとピンクのマニキュアをして、身なりもキレイなワンピースを着てた
そして
「3階をお願いします」と高飛車な感じでもなんでもなく、嫌味なくボタンの前にいる私に声をかける

3階に着くと、
「では、私はここで降ろさせていただきます」
と声をかけられる
別に「3階お願いします」から会話が続いたわけではない

でも、その一言があまりにも自然で
「育ちがいいとはこういうことなんだな」と教えてもらったw


消化器科は、内科の中にあるのでいつでも大混雑だ
本当に具合の悪そうな人、車椅子の人、普通に座ってる人、付き添いの人

事務の人も内科はバタバタと忙しそうだ

予約時間から30分ほど経った頃、部屋に呼ばれる
内科の先生は男性だ
先生も受付の女性と同じくシルバーヘア
座ってるからよくわからないけど、多分長身のおじさんだ
目尻から、優しそうな雰囲気が溢れ出てる
そして、若い頃はモテただろう

「僕はね、〇〇〇〇と言います。お名前教えてもらって良いですか?」
ふっと名札に目をやると、
「副院長」の肩書き

えっなんかすごい人に当たっちゃったなw
症状を話し、一通り問診を終える

「じゃあ、ちょっと診てもいい?そこのベットに横になって。こっちが頭ね」
ちょっと裏を覗いて、
「誰かいるー?」と看護師さんを呼ぶ

看護師さんははいはい、と駆け寄りカーテンを閉める
「じゃあね、こっちを頭にして、そうそう横になって。上着を上にあげてね。そうそう。ちょっとだけズボン下げていい?はーい、いいです。先生呼びますね」

そして
「準備できましたー」
と先生を呼ぶ
いや、これ看護師さん呼ばれる必要あったのかw
先生に上着あげて、とか言われても私なんとも思わないよw
これもあれなのかな、〇〇ハラみたいなのの予防なのかな

聴診器をあてて、多分大腸の形に触診する
「痛くないですか?」
とたまに声をかけられる

診察は3分もかからなかったと思う
またしても看護師さんが呼ばれ、元の椅子に座る


「婦人科でCTとMRI撮るんだね、音は異常ないけど胃カメラと大腸の検査しようね」

おう…
《検査リスト》
①子宮頚がん検査
②子宮体がん検査
③おりもの検査
④CT
⑤MRI
⑥胃カメラ←new!
⑦大腸カメラ←new!

増えたなw
8月は検査ざんまいだw

 一通りの説明を終え、病院を後にする
病院の外は夏だった