NPMチャンピオンロード決勝戦 観戦記ではなく「妄想記」その2 | エスパシオの「正解はドラ単騎」

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それでは、それぞれ各プレイヤー毎に置かれた立場で、決勝戦オーラスの場面を「妄想」してみようと思う。

まず椿プロの立場。

 

準決勝終了時点で頭一つ抜けたトップでこの決勝を迎える。わずかながらではあるが2・3着でも優勝ができる状況にはいたが、途中経過は不明ながら失点を重ね、ただし途中で巻き返しあったもののオーラスを迎えるにあたってまだ点差がある状況。

状況が一番きついことではあるが、跳満自摸はわずかながら現実味のある可能性ではある。

決勝戦開始時点では4着の飯田プロがトップにある状況であるので、結果的にこの時点では3位に上がれば優勝という状況で迎えることになった。そのためには、跳満自摸、あるいは奥本さんから満貫出上がり、木暮さんから跳満出上がり、という条件でも、3着浮上で優勝である。

ただし、ポールポジションの飯田プロから跳満を上がると、飯田プロとは着順が替わるが、決勝戦単体で首位が飯田プロから木暮さんに替わり、木暮さんの順位点があがるため、うっかり飯田プロから跳満倍満を出上がりすると木暮さんの棚ボタ優勝となるのだ。

 

個人的には、この複雑な状況を、運営さんは何分くらいで把握し、プレイヤーに伝えたのか、あるいはもう個人の責任で考えて!としたのか、大変気になるところである。私は今でもこれ打ちながらでも本当かどうか怪しい。

そして、高得点は作るにしても、これは上がっていいのかいけないのか、リーチをかけるべきかまだ条件がいだからダメなのか、私であれば的確な判断ができるかどうかまったくない。

 

しかもですよ。実際には奥本さんからリーチが入った状況で、木暮さんからの出上がり条件が満貫でよくなっているのですよ。

それ、私だったら対応できたかなあ。多分奥本さんからリーチが入った状況で条件確認しなおしたとは思うのですが。あまり時間かけるのも申し訳ないし、その場の雰囲気も妄想するとさぞや時間が長くかかり緊張感に満たされたのであろう、と思うところであります。

 

ゆうても椿プロはアマチュア時代から経験豊富で条件戦とかは意識づけするようには慣れているとは思うけれども、ここまでの複雑な条件は初めてではなかろうか。

・・・それと、結果これで総合2着に上がるのだけれども、そこを意識したかどうか、気にはなる。まあ私の妄想では、リーチして積もって満貫確定(5翻)の手の一発裏ドラ期待、と妄想、というか想像するのが妥当だろうけれども。

 

椿プロはご存知の通りタレントで数多くのテレビ対局を経験し協会プロ入りしている。私自身タレントのプロ試験受験でホイホイプロ化すること自体あまりよく思っていない派ではあるのだけれども、今回招待ゲストでもなんでもないのに一参加者としてチャンピオンロードに参加してこられることに、大変敬服するところである。今回の経験から、今後もますますガチンコで麻雀界に貢献されるような気概も感じられた。今回勝どき店での参加で私も運がよければ同卓チャンスがあったのかもしれないが残念ながらその幸運にはありつけなかったが、どこかのタイミングで対戦できたらなあ、と、思う。