十段位戦ニコニコ動画観戦して思ふ(3) | エスパシオの「正解はドラ単騎」

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連盟主催大会の決勝で・・
いや、MONDOのTVマッチでもそうだ。
優勝の可能性のなくなった者は、無理にアガリに行かず、振り込むこともせず、ただただおりることに専念する。
・・・これ、MONDOを見ていても分かる通り、暗黙のルールである。

もちろん、どこに何が書いているわけではない。別に破ったってルール的には反則ではない。
いわば、「10対0で勝っているチームが9回に盗塁してはいけない(BYアメリカ大リーグ)」的な、暗黙のルールである。

去年の鳳凰位戦の決勝なんて、最終18回戦、本当に何もないままセレモニー化していた。
MONDOでも佐々木寿人とかゆっきーとか、悲しいくらい空気に徹する打ち方をしていた。
そのタイミング・・・自分の親番が終わったら、とされている。

MONDOでもそうされているのだから、連盟の権威のある十段位戦でもそうしているんだろうなあ、とそう思っていた。

実際、最終第12回戦南3局、4本場までは、三戸プロも森山プロもおとなしくおりていたではないか。それが普通だと思っていた。

突然、森山プロから二面リーチがかかる。

・・・わからない。どう考えても分からない。

麻雀を分かっていない若手ならともかく、である。

前日に、「瀬戸熊包囲網を敷かないと」とくさしていた張本人が、である。

ニコ動に公開した途端にこれである。
初めて連盟のタイトル戦に触れた人間は、「連盟は普段からこうなのか」、と思っても仕方ないであろう。

3着確保リーチ?というのは、あるのだろうか?

もっとも、ダマであがったらそれはそれで批判浴びるのだろうが(笑)


ここがメインテーマであるからあえていう。

ニコニコ動画に公開する、ということは、普段結果が数字でしか残らない麻雀が、すべて残ってしまうのである。
その内容、そのモラルというものまで、視聴者がすべて目の当たりにしてしまうのである。
100歩譲って、公開されていなければ、こんなひどい「目なしリーチ」からのあがり、当事者たちだけに恨みを買えばいい。
がしかし、麻雀を知っている者の100人中99人が「あのリーチはない」と言ってしまうことを、連盟の重鎮と言われる人間がやってしまったら、どんな美辞麗句も吹き飛んでしまう。

この目なしリーチ、推測すると理由は二つくらいしか考えられない。

「堀内プロに勝たれるのが気に入らないから止めに行った」
「疲れたから早く終わろうよ、打ち上げもあるし翌日の名古屋もあるし」
この二つしか、どう考えても思い浮かばない。

後者は別として(笑、だからって駄目だろう)、前者については・・・ちょうど大相撲の八百長問題が世間を賑わせているころ、リーグ戦でわざわざこんな諸注意があった。

「八百長というイメージを持たれないように、見逃そうとか、あのプロとは仲がいいし昇降級がかかっているからといって刺しこんでしまおうとか、そういうことはしないように」

よりによって、連盟の中でやっちゃいけない人が、微妙な線上で堂々とやった。

十段位戦という連盟看板のタイトルの権威は、この瞬間死んだのである。


ルール上問題ない、というのは勝手である。

勝手で構わないから、もう金輪際「魅せる麻雀」なんというお題目は、連盟は使わないでほしいものである。

毒出したので毒中和するために1回だけ引っ張ろう。つづく。