鰯の頭のmy Pick
鰯の頭のセミナーでは、いつも余談話
を多用します。
内外の昔話の引用も多数。
ベルギーの劇作家モーリス・メーテル
リンクの童話「青い鳥」。
主人公のチルチルとミチルが、幸せの
青い鳥を探し、旅に出る。
色々な場所を探し回るが見つからな
い。
家に帰り。
そこで、幸せの青い鳥が、身近にある
ことに気付かされる。
と言うストーリー。
この童話は。
企業の社員教育セミナー「職場の人間
関係講座」で、よく
使う。
◆
周りから一番に嫌われる人は。
「嫉妬深く、責任転嫁する」タイプ。
嫉みや、自分の失敗を他人のせいにす
る人は、「強いコンプレックスを隠し
持っている」。
その弱点を、他人を使ってカバーし
ようと、しているのだ。
こんな人に多いのが、「青い鳥症候群」。
彼らは、理想だけは高く。
いつも。
「私の能力は、こんなものじゃない」
「今よりもっといい仕事が見つかる」
「もっとイイ人が現れる」など。
現実を直視せず根拠の無い「青い鳥」
を探し続けるので、周りには迷惑な存
在。
青い鳥症候群は、人に言われて治る分
けではない。
チルチルとミチルのように、自らが気
付くまで治らない。
そこで、鰯の講座では。
「見栄や、ヘンなプライドは不要」
「自然体、等身大」で職場の仲間と付
き合おう。と、伝えている。
そう。
「幸せの青い鳥は、身近にいる」と。
(つづく)