鰯の頭のmy Pick

 

()の頭のセミナーでは、いつも余談話

を多用します。

内外の昔話の引用も多数。

 

ベルギーの劇作家モーリス・メーテル

リンクの童話「青い鳥」。

主人公のチルチルとミチルが、幸せの

青い鳥を(さが)し、旅に出る。

色々な場所を探し回るが見つからな

い。

家に帰り。

そこで、幸せの青い鳥が、身近にある

ことに気付かされる。

と言うストーリー。

 

 

この童話は。

企業の社員教育セミナー「職場の人間

関係講座」で、よく


使う

 

周りから一番に嫌われる人は。

嫉妬(しっと)(ぶか)く、責任転嫁(てんか)する」タイプ。

 

(ねた)みや、自分の失敗を他人のせいにす

る人は、「強いコンプレックスを(かく)

持っている」。

その弱点を、他人を使ってカバーし

ようと、しているのだ。

こんな人に多いのが、「青い鳥症候群(シンドローム)」。

 

彼らは、理想だけは高く。

いつも。

「私の能力は、こんなものじゃない」

「今よりもっといい仕事が見つかる」

「もっとイイ人が現れる」など。

現実を直視せず根拠(こんきょ)の無い「青い鳥」

を探し続けるので、周りには迷惑(めいわく)な存

在。

 

青い鳥症候群は、人に言われて(なお)る分

けではない。

チルチルとミチルのように、自らが気

付くまで治らない。

 

そこで、鰯の講座では。

見栄(みえ)や、ヘンなプライドは不要」

「自然体、等身大」で職場の仲間と付

き合おう。と、伝えている。

 

そう。

「幸せの青い鳥は、身近にいる」と。

 

(つづく)