タイトルをしりとりして繋げていくしりとりリレーコラム。

三重県住みます芸人、カツラギ彰くんの「岩国高校」から繋いでくれたのはこの方!


元ステ味ドロップ、今は下町ミュンスター・ろぱ仔。なんという顔!それでは「う」から始まるタイトルで、しりとりリレーコラムお願いしまーす。


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「うわん」

元ステ味ドロップ・今は下町ミュンスターろぱ仔


皆様は「うわん」というものをご存知でしょうか。


「うわん」とは日本に古来から伝わる妖怪で、昨今だと故・水木しげる先生の作品などに取り上げられておりました。私は妖怪がわりと好きなのですが、その中でも「うわん」はとても魅力に溢れていて一二を争うほど好きな妖怪です。その理由と致しましては見た目とやることのギャップです。


まず見た目ですが、うわんはめちゃくちゃ大きくて(身の丈ゆうに4~5mはある)顔もかなりコワモテなのですが、なぜかお歯黒(昔の日本で既婚女性がしていた歯を黒くする化粧)をしております。


デカくて顔がいかついだけでも怖いのに「え、こんなにいかつい面構えなのにもしかして女なの?しかも既婚?」という疑惑が浮上してきて別の意味で怖くなってきます。


その上ほぼ全裸です。痴女です。


あとついでに指が三本しかありません。これは変な意味抜きにしてシンプルに怖いし不便そうです。


これだけでうわんが怖いというのは十二分に伝わったかもしれませんが、うわんの魅力はその行動に凝縮されております。


うわんはその(色んな意味で)恐ろしい見た目と裏腹に、物陰に潜み人が通ると「うわん!!!」と叫んで驚かすという可愛いイタズラを主にしております。きょうび小学生男子でもやらなさそうなくらいわかりやすいイタズラです。もっと図体を活かした方が妖怪らしいのに、それをしません。


しかも驚かすのはいつも深夜と決まっており、その理由は「深夜に徘徊していたら危ないからわざと驚かせて帰らせる」というものだそうです。怖い風体をあえて利用し、嫌われてもいいから…と人の為に良いことをしているのです。


あの童話の「泣いた赤鬼」における青鬼と同じことをしているのです。めちゃくちゃいい奴なんです。


しかし驚かせた人から逆に「うわん!」と叫び返されると驚いて逃げてしまうそうです。見た目は誰よりも怖いのにとても臆病なんです。可愛すぎます。心の底から愛おしいです。


まとめると「見た目は怖いのに中身は誰よりも優しい怖がりさん」ということです。


うわんの魅力が少しでも伝わればと思い書き綴りましたが、うわん以外にも魅力に溢れた妖怪は沢山おります。


皆様も是非とも故・水木しげる先生の作品を読んで、妖怪の可愛さや愉快さをもっと知っていただきたいです。


そして水木しげる先生。

ご冥福をお祈り致します。


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勉強になりやした。うわん、画像を見てみたのですが、強烈。しかもでかいだなんて。けど優しいというギャップに、妖怪業界では人気ありそうですね。どうなんでしょ?僕が妖怪だったら友達になりたいな。妖怪おかっぱキモめがね。つって。おい!


ろぱ仔さん、普段は相撲好きなイメージですが妖怪もいけるんすね。またオススメ妖怪がいたら教えてください。


では、次の方は「ん」から始まるタイトルで……出たー!また「ん」やー!二度目の「ん」やー!普通しりとりで「ん」ついたら終わりやでー!ちくしょー!参ったなぁ~次誰に回そうか…。