「てんてん」という行事があったので行ってきました三重県松阪市に。名古屋から近鉄で1時間ちょっとと、バスで40分くらいかかる粥見神社というところまで。

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天狗が太鼓に合わせて踊りながら子供たちに襲いかかる。それを追い払うように木の枝を天狗に投げ付ける。これによって厄払いなどをしているのだとか。

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必死に投げつける子供たち。天狗につかまった子供は奥へ連れていかれてしまう。泣きじゃくる子供…しかし帰りはジュース片手ににっこり笑顔。そういう行事なのだ。最初は連れて行かれるのを嫌がってたのに慣れてきたら「僕まだ行ってないよー」と催促する子供も。微笑ましくてしょうがない光景。

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そして続いてはこれ。天狗の鼻をかんだ紙で頭をなでてもらう。これによって頭がよくなるのだとか。僕も一応なでてもらったけども果たして…

それが終わると大人たちが楽しむ時間、餅まきだ。高い台の上からたくさんの餅をばらまく。必死で取り合う姿は全く微笑ましくない。「いって~!」「くっそ~!」「うわー!」など必至さがビンビンに伝わってくる。そんなこんなで終わったてんてん、帰りはみんなとても満足げ。

「今てんてん終わったところー」

なんて電話をしてる奥さんがいてなぜか少し不快な気分になったり。てんてん…てんてん…てんてん…と、今日は何度このフレーズを聞いたことだろう。変な気持ちになりました。

テンテンがてんてんへ…とてもいい思い出になりましたとさ、おしまい。