なぜ、父は殺されたのか?

40年前、ボブ・リー・スワガーの父アール・スワガーが殺された事件をボブとラスが解いていく。

ラスは前作、「ダーティホワイトボーイズ」の主人公の刑事バド・ピューティの息子。

「ダーティ~」の事件の後、父バドは家族を捨て愛人と再婚していた。

父が家族を捨てることになったきっかけの事件を知りたい。

父を殺そうとしたラマー・パイの事を知りたい。

ラマー・パイの父ダニー・パイの時代を!

アールの時代とボブの時代が交互に描かれる。

ハンターの作品はミステリーというより冒険小説だが、この作品はミステリーとして1級品だと思う。

最後はどんでん返しもある。

人情話のようないい話でもある。

結局、犯罪者の子供は遺伝子で犯罪に走ると言うラス。

しかし、なんと!ラマーと○○は…!

「悪を吹きこんだのは、神じゃなく、人間だってことさ」

 

ただ、翻訳が酷い。

むやみに漢字をひらがなで書くのはやめて欲しい。

なぜ、この漢字をひらがなで書くのかわからないという事が多い。

読みやすくするためなら逆効果だ。

この翻訳家は酷すぎる。

もっと若い翻訳家に任せた方がいいと思う。

 

銃の説明とかも長い。

正確に描写しているので、好きな人にとってはそこが魅力のひとつなんだろうけど…。

 

ちなみに「ダーティ~」を読んでいないとわからないと思うので、「ダーティ~」を読んでから、この作品を読んでください。

 

「極大射程」「ダーティ~」「ブラックライト」

すべてお薦めです。

絶対にこの順番に読んだ方がいいと思います。