小4に進級したら、中学受験組がほとんど入塾をすませたからか
学校でもにわかに「受験話」に花が咲いているようです。
〇〇ちゃんはSAPIXで第一志望広尾だって!✕✕くんはグノーブルで慶應だって!△△ちゃんは早稲アカで香蘭!香蘭ってどこ
??あと校舎違うけど(つい最近家の近くにできたのでそこだと思われる)日能研に通ってる子もいた!!などなど仕入れた情報を披露する娘。
「ふふ、そんな大きなこと言っちゃって…
」とほほえましくなります。
「ねえ、娘ちゃんはなんて言ってるの?」って、ふと聞いてみました。そもそも学校をほとんど知らないはず…
「友達には言うけどお母さんには言わないよ!どーせそんなこと言ってないで勉強しなさい!って言われるもん
」
だそうです。
やっぱりみんなと同じようなこと言ってるのかな?![]()
小4じゃ偏差値表上から見ていくから、現実的な志望校なんてまだ見えてこないもんね。
この辺りをカバーするのは親の仕事なので、今年のうちは近場から、あと地方の寮付きの学校も考えているので、とにかくたくさんの学校を見ておきたいと思っています。
ボリュゾ出身・元深海魚
当時、ボリュゾなんて言葉はなかったけど、私は今で言うボリュゾ オブ ボリュゾの女子校出身です。
偏差値表がごちゃー!!って入り乱れているあのへんのどこか![]()
小6の4月に家から徒歩2分の超ローカル学習塾に入れられ、
周りが特殊算を使いこなす中、自分だけ言葉が通じないような猛烈な孤独を味わい、すっかり算数アレルギーに。
「私立中学入ったらもう勉強しなくていいのよ!今だけだからやって!
」なんて母に騙され(母なりの発破だったのでしょう)、
意地になって素直にペンを置き、ほんとに勉強しなかったので![]()
中学では中の下くらいが定位置でした。
高校に入る直前期にはまたさらにずるずると下がり、なんなら深海魚と言ってよかったレベルでした![]()
しかし、高校1年生の初っ端の学校単位で受けた河合塾の模試で事件が起きました。
なんと国語が学年1位で英語も上位2割くらいだったかな?一番苦手な数学も上から数えた方が早くて、総合学年6位が取れたのでした。
あれ、私もしかして勉強できるの…?わかった!学校の教え方が悪いだけじゃん?
みたいな調子の乗り方して、今考えると恥ずかしい。根拠のない不遜な勘違いなんだけど…でも、そこからは勉強が見違えるように楽しくなりました。
ここまで危ういのはやめてほしいけど。。わが子にもこんな万能感を味わってほしいんですよね。
自分で気づいてほしい
だから、娘にも息子にも、「あ、勉強って楽しいな」とか、「一念発起したらこーんなに成績上がった!」とか、子供にしかないこの万能感を勉強で感じてほしくて
伸び代を大事にしようと小さい頃から無理して詰め込んだり、先取りをしたりはしませんでした。
新小4からはすっかり受験ガチ勢になってしまったけど
3年生まではかなりゆとりがありました。
先取りのメリットについてはわかってるつもりなんですが、わが家には向いていなかったです。
だから娘は今理社でちょっと戸惑ったりはしてるけど…
座学は後、体験が先にしたかったので特に後悔はしてない、と思う。
たまに苦戦してるけど、頑張った時はTM平均くらいは取れているので全然許容範囲です。
ハイレベルとかトップレベルとか、そういう参考書をやらせてないと不安だなぁって気持ちもありつつ、
やっぱり身の丈にあった問題集を8〜9割くらいの力でこなしていくのが一番成績が上がったり、達成感を得られたりしたんじゃないかと
今振り返って感じています。
というわけで、失敗するのも子どもの権利だけど、転ばぬ先の杖になりそうなテキストをいつも探していました。
数あるふくしま式でも、これが良かったです。
中でも、国語が苦手なお子さんがまず取り組むとしたら、まずこちらのふくしま式がおすすめです。
全然苦手じゃないだろう息子にも、そのうちやらせようと思っています。
「一文力」は、「主語と述語が正しく対応しているか」「修飾語の位置は適切か」といった、一文を崩壊させないための基礎を徹底して学習できます。
いきなり書かせると詰まる上に支離滅裂な娘のようなタイプには効果的でした。
「必須常識」は、解き方以前の「言葉の背景にある常識」を身につけることができます。
やってて楽しいようで、珍しく娘は勝手にサクサク進めていました。
入試によく出る対立構造(主観・客観とか需要・供給などなど)をセットで学べる点、「アイロニー」「ジレンマ」といった、大人が説明しようとすると意外と難しい言葉が、小学生向けに明快に言語化されている点が特に素晴らしい参考書です。
あと漢字とかことわざですね。
特に国語が苦手な子(うちの娘…)には、まずここから得点させよう!と、意識して取り組んできました。
ちびまる子ちゃんとドラえもんシリーズがわが家には多いです。
ちいかわは可愛いんだけど…これは全然頭に入らないんじゃないかな?と感じた本です。
これ以外のことわざ・慣用句の本なら大体なんでもいいと思います。漫画とキャラを楽しむのにはいいと思うけど。。ちいかわかわいいもんね。
あと、対象年齢がはっきりしていないテキストをよく使っていました。
「小学校低学年」とか、「全年齢対象」とか。
学年で身構えたり侮ったりしてほしくなかったんですよね。
本題の、じゃなくていい理由
まず、御三家じゃなくていい理由から。
私の恥ずかしながらの深海魚エピソード。
「身の丈に合った場所=ボリュゾ校」にいたからこそ、再起できた。そう感じているからです。
もし、私がとんでもない無理をして/親に無理をさせられて御三家のような超進学校に滑り込んでいたら、どうなっていたか…
周りは本物の天才ばかり。
深海魚になった私が、模試で学年1位や6位を取ることはもちろん、平均に達するようなことも、逆立ちしてもあり得なかったはずです。
「どうせ自分なんて」と諦めて、きっかけも掴めずそのまま浮上することなく終わっていたかもしれません。
「ほどよい学校にいたからこそ、きっかけ一つでトップ層に躍り出ることができた」という成功体験があったからこそ、
私はその後、自分の足で難関大学を目指すことができたのだと思います。
親が必死に高い下駄を履かせて、背伸びをさせて入学させるのが正解なのか。
それとも、自分の足でしっかり地面を踏める場所で、「自分ってすごいかも!
」と思える瞬間を待つのが正解なのか。
私の経験から感じるのは、「いつか本人の心に火がつく日を信じて、火がつきやすい環境に置いてあげること」の大切さです。
御三家というブランドは眩しいけど、その看板に圧し潰されて劣等感が生まれてしまうなら、それはその子にとっての正解ではないのかもしれません。
そしてもう一つ。
私にしてみたら一生懸命努力してどうにか入った早稲田だけど、御三家から進学してくる子ももちろんいました。
「御三家なのに東大落ちちゃいましたー!
」みたいな開き直った挨拶をする子もいたし、飲み会なんかでは「なんだ、御三家なのに早稲田かよー!
」みたいなイジられ方をしているのを見たこともある。
「母校については触れないで…」みたいな影を背負った子さえいました。
必死に勉強して御三家に入って、きっと愛校心だってあるだろうに。
「御三家」というあまりに大きな看板を背負ってきたばかりに、そんな自虐をするなんて悲しいなぁってその時思ったのでした。
もちろん、御三家の母校大好き!なキラキラした子もいましたよ。でも、私としてはこのエピソードが強烈で、なんだか悲しく感じられてよく思い出されるんですよね。
がいい理由
でもやっぱり羨ましい!
私の母校のボリュゾ女子校から早稲田や慶應に進む子は、せいぜい学年の5%程度でした。
入学式の日、周りを見渡しても知っている顔はほぼゼロ。ひろーいキャンパスで、私は完全なアウェーからのスタートでした。
ところが、御三家をはじめとする進学校の子たちは違います。
毎年数十人単位で入学してくるから、キャンパスのあちこちで「あ、久しぶり!」と旧友と挨拶していました。
なんとさらに、そこには縦の繋がりもあります。
先輩から後輩まで含めたら、キャンパス内に数百人の「仲間」がいるようなもの。
サークルでもゼミでも、御三家や進学校の方々の連帯感は本当に凄まじい。
「この人たちには、この広い大学の中に最初から自分の居場所があるんだな」
と、私にはその連帯感がたまらなく羨ましく見えました。
2年になる頃にはそんな羨ましさもすっかり薄れましたが、同じクラスのフェリス出身(みんな慶應行くんじゃないの?って勝手に思ってたけど意外といた
)の子と都立戸山の子と仲が良かった私は、この「超うらやましー!![]()
」をよく目の当たりにしたため未だによーく覚えています。
最近の頌栄とか本郷とか、早慶の附属か?ってくらいの合格実績ですよね。
そのレベルの中学に合格できるのにほとんどが早慶を目指すってどうしてももったいなく感じてしまうんですけど…
こういう縦横のつながりを得られるとすれば、すばらしい進学先なんでしょうね。



