2007年に描いた「スケバン恐子」桜塚やっくんです。

画材:色鉛筆&パステル・A3ケントボード

「艶桜〜桜塚やっくんヴィジュアルフォトブック」を参考にしました。

 

 

関東スケバン連合の初代総長という設定で一人称は「アタイ」。 

あばれヌンチャク解散後、エンタの神様で活躍した、あの「やっくん」さんです。

 

残念なことに2013年10月5日不幸な交通事故により

37歳という若さで帰らぬ人となってしまいましたが、

このアメーバブログにはまだ彼のブログがあり、今も数多くのファンの方々がコメントを寄せておいでです。

 

 

 

この絵は熱心なファンの方のリクエストで出来上がりました。

 

 しかし当時の私は、お笑いには全く疎く、似ているのかどうか実は今でも不安。

そもそも、描き始めてから、

「あ、この人もしかして?男性なの???」と気付いたというバカで、

1ヶ月もかかってしまいました。

恐子さんに聞かれたら「がっかりだよ~」って怒鳴られてしまいますね。

 

頑張ったのは毛

もう長いこと人間の髪を描いていないので苦労しました

 

 

こうしてみると顎が髪で隠れていると男性っぽさが薄くなりますね。

顎は目よりモノをいう?みたいな?

 

 

 

 

 

そう言えば、

日本で咲く桜の大半は「ソメイヨシノ」という品種ですが。
このソメイヨシノ、元は全部ひとつの樹から生まれたクローン個体だといわれています。

 

クローンとは、まったく同じ遺伝子を持つ生物のこと。
実際、最近行われたDNA解析によっても「ソメイヨシノ」同士が同じDNAを持つことが確認されています。

 

 ソメイヨシノは江戸時代末期に「オオシマザクラ」と「エドヒガン」という2種類の桜を交配させることで生まれました。
明治時代以降ソメイヨシノはそのすぐれた形質・美しさを残すために、接ぎ木に接ぎ木を重ねて全国に植えられました。

つまり今私が通勤途中に眺め見るソメイヨシノは
子供の頃、通学路で見たあのソメイヨシノと、

或いは、合格発表の日だったり、息子の入学式の日に見とれたあのソメイヨシノと
同じ遺伝子を持っているということ。

 

脈々とつながっている

そう思って眺めると、いろいろ込み上げてきて感動してしまいます。

桜…つながってくれて「ありがとう。」


 でも、クローンであるがために残念なこともあります。
ソメイヨシノが被子植物(果実や種を作る植物)として持っている性質のひとつとして

「同じ樹の花は実を結ばない」という性質です。
何百本と植えられたソメイヨシノ、樹は違っても元は同じなので実を結ばない

サクランボができないのはこういった理由?なのかな?
例外として、近くに違う種類のサクラの樹があれば、実をつける場合もあるようですが
こんなに美しくても実を結ばず散っていく。
美しいけれど、植物としては悲しい宿命ですね。