これからのクリーニングは
リペアやリメイクの時代だと感じ
ブランドバッグなどの
ファッションに繋がる品物を
再び使えるよう蘇らせることで
世の中の困っている方を
笑顔にしたいという思いで
日々研鑽しています。
IWASH東広島本店の
クリーニングマスター大井です。さて今日のご紹介はプラダの
ナイロンバッグの全体的な汚れです。 
神戸からのご依頼でした。
神戸からのご依頼でした。
すさまじく汚れてますね💦
こちらのバッグは
シワ加工のようにシワが作られていて
それに添って汚れが付着していました。
こちらも全体的に黒く汚れています。
黒い汚れは
刷り込まれているように付着しています。
ナイロンキャンパス地なので
シワは取れないと思い全体に
洗剤を付けブラッシングしていきました。
全体を洗ったところで
漬け込みながら汚れを浮かしていきます。
このままもみ洗いしていき
あとは濯いで自然乾燥させていきました。
仕上がり後です。
さっぱりした感じですね。
プラダのナイロン生地は
高密度で編まれていて擦りすぎると
傷のようになってしまうので
それを見極めながらの作業となりました。
反対側です。
何とかシワも取れずに処理出来ました。
プラダのナイロンキャンパス地は
シルクのように細い糸で編まれていて
通常ナイロンだと多少は水を弾くのですが
吸い込みがよくシミや汚れは
繊維の中まですぐに入り込んでしまいます💦
そして色によっては
生地の重なっている部分と
乾きに差が出てしまい
稀に輪ジミとなる事もあるので
乾いている途中で
輪ジミになりそうな場合は
再度霧吹きをして乾きにくい部分に
ドライヤーで
強制乾燥させていく事もあります。
ナイロンキャンパス地で、
ここまで気を使うのは
プラダ特有かもしれませんね。
ビフォーアフターをどうぞ♫
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