これからのクリーニングは
リペアやリメイクの時代だと感じ
ブランドバッグなどの
ファッションに繋がる品物を
再び使えるよう蘇らせることで
世の中の困っている方を
笑顔にしたいという思いで
日々研鑽しています。
IWASH東広島本店の
クリーニングマスター大井です。さて今日のご紹介は
ご家庭でシャツを手洗いされたら
柄の部分の色が付いてしまった。
との事でした。
こちらは柄の紺色が
との事でした。
こちらは柄の紺色が
その周りについてしまっています。
肩の部分に特に青い色がついています。
衿にも色移りがありました。
裏側です。
衿の裏側にも色がついていました。このシャツですが、ケアラベルがついていません
でした。なので海外製品の可能性もあり、とっても危険な感じのシャツでした。
まず、濃い色の部分を染み抜きしてから、全体を還元漂白していきのますが、やは
り、手洗いで色が出た。という事は、色留めしながら洗いましても、色が出てくる可能
性はあり、最悪柄の色合いが褪めたようになる場合があります。それらをご了承
頂きまして、作業をしていきました。
仕上がり後です。
胸の色移りは、取れたようです。
衿の色も目立たなくなっています。
後ろ側です。
衿の裏側の色移りも取れたようです。
いつもこういくとは限らないのですが
このような柄のシャツで
ケアラベルのない商品は非常に危険です。
通常クリーニング店でも試してから
大丈夫そうな方法で洗っていきます。
特に海外製品は
日本とは生活習慣も気候も違うので
水洗いなどを想定されていない
場合などがあります。
そんな場合はまず洗う前に
柄の部分にお湯で湿らせたタオルで擦って
色が付かなければ
常温で濯ぎの簡単な中性洗剤で手洗い
が基本となります。
間違っても洗濯機で洗ってしまうと
試して大丈夫でも
色が滲んでしまう事もあります。
また試してから色が付く場合は
色止めしてから洗わないといけないので
その場合はご相談して下さいね。
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