熱間加工

圧延,鍛造,押出しなど金属の塑性加工を再結晶温度以上で行うこと。金属は加工と同時に再結晶して軟化し,加工硬化が残らない。通常の実用金属では数百℃以上で行われるが,再結晶温度の低い鉛などでは常温での加工も熱間加工である。

加工性がよく、量産にも向いたコストパフォーマンスのよい加工手法である反面、表面平滑度を上げたり、精度の高い加工が難しいという難点があります。また薄い加工も難しくなります。

 

冷間加工

絞り,引抜,圧延など金属の塑性加工を再結晶温度より低い温度で行うこと。常温加工とも。寸法精度の高い加工に向くが,加工硬化が生じる。

加工をするほどに内部に歪みが生じるため、残留応力が蓄積されたり、粘り強さが減少したりといった弊害もあります。さらに、金属がやわらかくなっていない状態での加工のため、大きな力をかける必要があります。

 

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