毎年、この時期になると、黒光りするチュウレンジバチの仲間がサクラに飛んできます。
これが来ると、避けることはできないから、大変です。
研究室の前に、卒業生が置いていったソメイヨシノの鉢があり、毎年、いつの間にか、芋虫だらけになります。
ほうっておくと、葉が丸坊主になってしまうので、一匹ずつ芋虫をはがして、別のサクラに移します。
手でトール(殺す)、でなくて、手でお引っ越しをさせるのです。
これが結構大変。
全部取ったつもりでも、数日すると、沢山発見できます。
で、また全部取ってお引越ししても、また数日で、沢山います。
老眼ではありますが、徹底的にやっているつもりなので、笑えてきます。
幼虫は、きれいな透明の緑色。
ほれ、このように、お尻をもちあげて、可愛い。
バラ科の腺点に擬態しているように思います。
老眼の人間の目をだますなんて、お茶の子ね。