上海の家庭の8割でホルムアルデヒド汚染 内装工事や家具が原因
2010年に自宅の内装工事を行った1243世帯を対象に、
上海の団体が実施した測定の結果、
82.4%でホルムアルデヒド、
75.1%でTVOC(総揮発性有機化合物)が、
それぞれ基準値を超える濃度だったことが分かった。
東方早報が伝えた。
この団体が上海児童医学センターの委託を受け、
白血病患者の児童のいる家庭30世帯を対象に調べたところ、
ほぼ半数が、
発病前後に内装工事や有害家具の据え付けを行っていた。
このうち1世帯は、
浦東・陸家嘴地区の高級マンションに住んでいるが、
子供部屋の家具から基準値の4倍を上回る、
1平米あたり0.43ミリグラムものホルムアルデヒドが検出された。
上海市環境保護協会の専門家は、
「内装工事や家具購入の際には、
環境に優しい製品を極力選ぶようにすべきだ」
また、
「工事完了後は、
すぐにその部屋を使わず、
しばらくの間は頻繁に風を通すように心掛けると良い」と提案している。
上海市環境保護協会と上海装飾倶楽部は、
環境に優しい内装・建材に関する知識の普及を目的として、
毎週土曜の午後、
内装に関する一般公開講座を開講すると同時に、
室内空気の検査活動も継続して実施している。
これは、
上海の東方早報という新聞で、
2011年2月8日に掲載された記事です。
中国人が見る地元の新聞で、
もちろん全部中国語ですから、
日本人でこれを見た人はとても少ないと思います。
サーチナという中国情報サイトがあります。
こちらでもこの記事が翻訳して掲載されています。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0208&f=national_0208_126.shtml
自分たちに都合の悪いことは、
報道を規制して隠してしまう中国で、
このような記事が出るということは、
上海のシックハウスの状況は、
それほど深刻な事態になっていることを意味しています。
当社でも上海で、
数多くの空気検査を行ってきましたが、
ホルムアルデヒド 82.4%で基準値を超える濃度
TVOC 75.1%で基準値を超える濃度
これらの数字は、
だいたい正しいと思います。
ただし、
本当はもっと多いと思います。
当社が空気検査を行う時は、
問題を感じている人から依頼されて行うこともあり、
ほぼ100%に近い割合で、
基準値を超える結果が出ているからです。
地元の中国人が警戒しているのですから、
上海に住んでいる日本人も、
それに気づかず、
”のほほーん”としていては危険です。
アンテナを張って情報を収集し、
見かけの綺麗さに騙されないで、
上海ではシックハウスの物件が非常に多いということを認識して下さい。
自分と家族の健康と安全は、
自分たちで守っていくという、
強い気持ちが必要です。
ほとんどの日本人は、
3~5年で日本に帰るので、
中国での生活は、
人生の中で、
一時の仮住まいという感覚があります。
しかし、
わずか半年で白血病の発症例があるように、
病気は思っているよりも早く進行します。
中国赴任中に、
連れてきた子供が白血病にでもなってしまったら、
それこそ取り返しがつきません。
当社では、
日本製の光触媒ISC(分解浄化コート剤)を使用し、
ホルムアルデヒド等の有害化学物質を、
分解して除去することができます。
この時期は、
人事異動などで引越しが多い季節です。
新しい物件に、
不安を感じることがあれば、
上海で6年の実績がある当社まで、
お気軽にご相談下さい。
上海のシックハウスは、
私たちがやっつけます。