当社は、JPOWER(旧 電源開発)とも深い縁があり、橘湾火力発電所の調査段階から関わってきました。(30年以上)

建設工事はもちろんのこと、現在は火力発電運用開始時から土木工事の保守業務を行って20年以上になります。

 

発注者名 J-POWERジェネレーションサービス(株)

工事名 JPOWER橘湾火力発電所土木保守工事

工期 1年契約(1年毎に更)

監理技術者 吉井雅昭(常駐)

現場作業員 常駐

 

 

 

この発電所は日本で一番大きな発電量を誇り(JPOWER)1号機と2号機があります。

2年に1回定期点検を行いますので、毎年定期点検していることになります。

コロナの影響もあり、今年は時期が変動しましたが、通常2-6月にかけて行われます。

機械設備メンテナンス含めますと1日1000人以上の作業員が工事したりしますので阿南市内のホテル民宿等はこの時期満員になります。

(日亜化学さんや王子製紙さん等の会社もありますし)

下記は定期点検の清掃作業です。

 

 

他には工場内の草刈や傷んだところの補修をしています。

 

 

 

小規模な工事とかもしています。

 

 

下記は新規の沈殿槽工事です。

 

 

COP26では、火力発電所を将来的に廃止するという記事が出たりしていますが、日本はCO2をほぼ出さない技術も進んでいて、既存の設備は現在のところ対象外となっています。ヨーロッパは、原子力発電を基盤としており、日本とは全く環境が違いますので、今の学生さんが生きている間は大丈夫だと私は思っています。(個人的には50年以上はなくならないと思いますが)ちなみに阿南市の工場、家庭の電気をまかなおうとすれば、阿南市内の田んぼと畑を全部太陽光発電にしても足りない感じですね。エコはもちろん重要で状況に応じて対応していくことが大事だと思います。