カールおじさんの秋桜畑
ようコスモスが揺れよるのぉ。茎が折れてまわんように支えにゃ。
これを年中枯れさすなぁって…無茶苦茶や思うたけど、まぁまぁやってこれたんは、ほんまに奇跡や…。
あっおじさんだ…。 おじさん。じゃなかった。「おいちゃん」。 おいちゃんは揺れるコスモスの中に居た。風が強くて折れそうな花たちの世話をしていた。
「こないな風初めてや」
しまった、見つかるっ。
「ん?……何や」
明らかにいつもと様子がちゃう。いったい何が起こるっちゅうんや。
あれ?おいちゃん。僕に気付かないや。
それはそれで困っちゃうなぁ……。
おいちゃんの一生懸命の背中は広くてたくましかった。でも少し強情っ張りで偏屈で大人げないと思う。隠したって僕にはわかるんだ。本当は淋しがり屋なんだ。きっと………。
「よぅ!ボン!」
「はっ」
「さっきからヒトんことジロジロ見よって楽しいかぁ」
「ご、ごめんなさい!あの、答え、わかったと思うんだけど…」
「ほぉ…わかったんか」
「いや…自信は無いんだけど…」
「まっ上がれ、ここは風が強うて話も出来ん」
あれ?何だか…予想外の展開。
「ほいで、ボンの答え、聞かせてもらおうか」
「答えはたくさん。っていうか…僕が僕だけの答えとして導いたのは」
僕がそういうと、おいちゃんは初めて僕の目をまじまじ見てきた。
「そんなにジィっと見られたら言いにくいよ」
「おっそうか、すまん」
「つまり…数字は言葉ってこと」
「んっ」
「例えば川に柿がいくつか流れてきたとするでしょ。」
「ふんふん」
「それを、数える時、いっこ、にこって数えるけど、アメリカではワン、ツー、スリーでしょ」
「ふんふん」
「だから、2をに 3をさん 4をよん。なんて日本人が考えた日本語、本当は最初に考えられた読み方をそのまま僕らが使ってる。ただそれだけってことでしょ?」
「ほぉ…よくこんな短い時間で解いた。」
「ほやから言うたやおへんかぁ」
「舞子さん!」
「よぉ耳かっぽじぃて聞きなはれ、孔ちゃんの父親は稀にみる秀才…」
舞子さんは現れるなり僕と父さんの自慢話を始めた。せっかくおいちゃんも調子良くお喋りしてくれてたのに。
「くぅら!お前はほんまに行儀の悪いオナゴやな、ほんまに」
続く
http://ameblo.jp/iware8940/ 良ければ友達にも読んでもらっちゃってぇ。ちょんま。
これを年中枯れさすなぁって…無茶苦茶や思うたけど、まぁまぁやってこれたんは、ほんまに奇跡や…。
あっおじさんだ…。 おじさん。じゃなかった。「おいちゃん」。 おいちゃんは揺れるコスモスの中に居た。風が強くて折れそうな花たちの世話をしていた。
「こないな風初めてや」
しまった、見つかるっ。
「ん?……何や」
明らかにいつもと様子がちゃう。いったい何が起こるっちゅうんや。
あれ?おいちゃん。僕に気付かないや。
それはそれで困っちゃうなぁ……。
おいちゃんの一生懸命の背中は広くてたくましかった。でも少し強情っ張りで偏屈で大人げないと思う。隠したって僕にはわかるんだ。本当は淋しがり屋なんだ。きっと………。
「よぅ!ボン!」
「はっ」
「さっきからヒトんことジロジロ見よって楽しいかぁ」
「ご、ごめんなさい!あの、答え、わかったと思うんだけど…」
「ほぉ…わかったんか」
「いや…自信は無いんだけど…」
「まっ上がれ、ここは風が強うて話も出来ん」
あれ?何だか…予想外の展開。
「ほいで、ボンの答え、聞かせてもらおうか」
「答えはたくさん。っていうか…僕が僕だけの答えとして導いたのは」
僕がそういうと、おいちゃんは初めて僕の目をまじまじ見てきた。
「そんなにジィっと見られたら言いにくいよ」
「おっそうか、すまん」
「つまり…数字は言葉ってこと」
「んっ」
「例えば川に柿がいくつか流れてきたとするでしょ。」
「ふんふん」
「それを、数える時、いっこ、にこって数えるけど、アメリカではワン、ツー、スリーでしょ」
「ふんふん」
「だから、2をに 3をさん 4をよん。なんて日本人が考えた日本語、本当は最初に考えられた読み方をそのまま僕らが使ってる。ただそれだけってことでしょ?」
「ほぉ…よくこんな短い時間で解いた。」
「ほやから言うたやおへんかぁ」
「舞子さん!」
「よぉ耳かっぽじぃて聞きなはれ、孔ちゃんの父親は稀にみる秀才…」
舞子さんは現れるなり僕と父さんの自慢話を始めた。せっかくおいちゃんも調子良くお喋りしてくれてたのに。
「くぅら!お前はほんまに行儀の悪いオナゴやな、ほんまに」
続く
http://ameblo.jp/iware8940/ 良ければ友達にも読んでもらっちゃってぇ。ちょんま。