ずいぶん前に、旦那から「ママもこの本読んでみるといいよ。」とすすめられていた本。
私に対してあーだこーだ言ってくることは皆無な旦那から、めずらしくそんなことを言ってきたので、気になってはいましたが、忙しさにかまけてそのままにしていました。「え?パパ、嫌われてるの?嫌われたいの?」と鼻で笑ったりする嫌な嫁(笑)。
で、ちょっと前に人間関係でちょっと凹んだことがあり、「あ~嫌われたな~。別に私もあの人嫌いやし、いいけどさ~。」とぐるぐる考えていました。
小学生の頃、ひと夏の間だけでしたが、クラスの女子ほぼ全員からいじめられていた時がありました。あからさまな暴力的ないじめではなく、無視とかひそひそ話とか、仲間外れにされたりとか、そういうネチネチ系のいじめでしたが、それまで特に苦労も知らず生きてきた小学生のちっぽけ私には、それがあまりに辛かった。
そして、それがトラウマになって、それ以来、人付き合いには必要以上にものすごく気を使い、それをばれないように、気を使っていないように見せかけるためにさらに気を使い、心がすれすれになることも多々あります。今でも。人に嫌われることが、ものすごく怖い。そんな弱い自分が嫌いだけど、心に嘘はつけず、そうなってしまう。トラウマとはそういうものだ・・・そう思って生きてきました。なので、今回の人間関係のごちゃごちゃにも、「嫌われた」という恐怖感で人一倍ナーバスに思い悩んでいました。
で、ふと「嫌われる勇気」というキーワードがひっかかり、本を手に取ってみることに。
一気に、読み終えました。
そして、確実に何かが変わろうとしている気がします。
私をひそかにずっと縛り付けてきた、いじめをはじめとした様々な「トラウマ」。これを、明確に否定してくれました。
私は、トラウマに苦しめられているのではなくて、苦しむ理由がほしくてトラウマを作り出しているだけなのだ、と。これを知ったときはショックでした。でも、同時に私はそれをすんなり受け入れることができ、歩き出すことができる気がしています。
「嫌われる勇気を持て」ということだけを言っているのではなくて、それはどちらかというとキャッチ―な言葉のタイトルとして使われただけあり、本の中身はもっと根本的な、本当に大切なことを教えてくれます。
確かに、これを実践するのはものすごく難しい。理屈ではわかっても、本当に理解をして実践していけるのには、およそ今の年齢プラスその年齢の半分がかかるそうです。つまり私がこれを実践できているとしたら、ピー歳(笑)。恐ろしい・・・。
でもこれは、本当に本当に、大切なこと。自分の両親にも、兄にも、周りの友人にも、もちろん子供たちにも、これは知っておいた方が良いと伝えたい。
まだ読んだことのない人は、今からでもいいから、ぜひ読んでほしい良書です。