「Christmas」

 

煌めく街はそれだけで浮かれたくなる

 

君が好きな曲をかけて君を迎えに行く

 

通り過ぎていく恋人たちよりも

 

僕は「君の事が好きなんだぜ」とつぶやく

 

見知らぬ街が今では

 

君に近づいていく幸せにつながる街で

 

もう何度も通いなれた道に君の残像が浮かぶ・・・。

 

目の前にいる君を見つめながら

 

僕はそっと君の手をとった

 

かじかんだ二人の繋がった手と手を

 

僕はコートで温めたんだ・・・。

 

 

煌めく街はそれだけで浮かれたくなる

 

君が好きな服を着て君の側にいる

 

綺麗に観覧車が光っているけれど

 

「君のほうが綺麗なんだぜ」とつぶやく

 

「どうしたの?」と言う君をふいに抱きしめて

 

君の頬に頬を寄せながら

 

君に聞こえるように想いをつぶやいていたんだ

 

今度は君の目を見つめもう一度、、、つぶやいたんだ

 

目の前にいる君を見つめながら

 

やっと君に渡せるプレゼントを取り出して

 

ぬくもりを分かり合った君の手のひらに、

 

僕はそっとリングを包み込むように渡したんだ。

 

 

聖なる夜に君といられる事が

 

とても嬉しくて

 

夜が終わって明日からも僕のそばにいてほしいのさ。

 

 

聖なる夜を僕は言い訳にして

 

がらにも無い事を言えてしまう

 

来年の聖夜もそばにいて欲しいから

 

僕は君のそばにいるよ・・・。