車と私の10の約束
1 私(車)とじっくりつきあってください。
新しいとか古いとか様々ですが、必ずお役に立ちます。
2 私(車)を信じてください。それだけで私(車)は幸せです。
走る、曲がる、止まるという基本的なことが確実にできます。
3 私(車)にも心があることを忘れないでください。
きれいにしてもらったり、定期検査をしてもらったりするだけでうれしいのです。
4 私(車)がいうことを聞かないときは、理由があります。
燃料がなかったり、灯火が切れていたり、タイヤが減っているときなどです。
5 私(車)にたくさん話しかけてください。手入れをこまめにしてください。
人の言葉は話せませんが、わかっています。
6 私をたたいたり、ぶつけたりしないでください。
本気になったら私(車)はデコでも動かないことを忘れないでください。
7 私(車)の年式が古くなっても、仲良くしてください。
調子の悪いところが増えるかもしれませんが、直せばまだまだ大丈夫です。
8 あなたには、家族もあるし友達もいます。
でも、私(車)にはあなたしかいません。
9 私(車)は10年くらいしか乗ってもらえません。
だから、できるだけ私(車)と一緒にいてください。
10 私(車)を廃車にするときのお願いです。
きれいにしてから出してください。そして、どうか覚えていてください。
私(車)がずっとあなたを愛していたことを。
※ 犬の十戒という原作がありますが、車にも同じようなことがいえないかと考えました。交通事故防止は、「愛車精神」を持つことではないかと考えています。この10の約束を読んで、車と向かい合うことについて考えるきっかけになればと思います。