前回に引き続き、鑑賞してきた『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』について述べていきます

(ちょいネタバレ)

本作は確かに面白かったですが、感想を率直に付け加えるなら、疑問点や、納得いかないこ

とがいくつかあり、評価は満点とはいきません(笑)ファンにとっては賛否両論でしょう。

例えば、新キャラクター設定や物語の背景の説明不足があり、上映時間は2時間では収まり

切れないかと思います。そこで役立つのが本作の小説です。



本作の鑑賞に伴い、パンフレットを購入するつもりでしたが、売り切れだったため、小説を

購入しました。案外その方が良かったかも…

映画でカットされた場面が描かれており、私は映画鑑賞前に少し読んでみましたが、

映画鑑賞後に読み返すと、不可解な点が解消されて一層楽しめるかと思われます。

(ただし、小説は上下巻のため、物語の前半部分まで執筆されていません、下巻は3月下旬

に発売される予定)もし、小説通りに製作されていたら上映は2時間以上、前後編、2部作
になっていたかも…


映像(映画)で勝っているのは戦闘シーンです。戦艦や機体(モビルスーツ)の戦闘シーン

に関しては、非常に満足しています。現実世界の世界情勢、ニュース番組で取り上げられて

いる海外紛争が連想される描写があって実にリアルでした(特に夜の戦闘は不気味)

また、本作の舞台になる宇宙や地球の架空地域、都市が事細かに描かれているのが良かった。


本作はガンダムSEEDファンと従来のガンダムファンで意見が分かれると思います。私はガン

ダムSEEDシリーズ以外でも好きな作品があるので、いろいろと楽しめました。他ガンダム作

品のオマージュがあったりと、とにかくお祭り騒ぎでした(笑)

私は〝ズゴック〟というモビルスーツが好きなのですが、思いがけない登場の仕方で唖然と

しました。見逃したシーンはいくつもあり、リピーターがいるのは納得です。

まだまだ語りたいことはありますが、そろそろまとめます。

本作は20年以上待ち侘びたガンダムSEEDシリーズの傑作であります。

製作陣はファンサービスを忘れず、見せ場シーンはちらほら、ツッコミどころ満載、

涙あり笑いあり、名作か珍作(笑)か、どう思うかは観た人次第、どう捉えるかはフリーダ
ム/自由
だということです。

ではお後がよろしいようで~ありがとうございました。

…とここで余談ですが、
私は最近のガンダム映画に刺激を受けて、自作小説を執筆しています。

ガンダムのような戦闘ロボットが登場して、地球や宇宙が舞台になっている作品です。

機会があれば、皆様に読んでもらおうと思っています。それではまた~