明日提出の企画書ができていないし、このところ仕事が忙しくてプレッシャー。

父に施設に入ってもらうことを打診する。父の介護を闘病の妻にさせるのは酷なのだ。
しかし、完全介護の介護付有料老人ホームはメチャ高。本来うちの家計で入居できる施設ではない。父の貯金を切り崩していけば数年は入居できるが、長生きを前提に考えると無理。
それに、万が一、妻が根治できずに長い闘病をすることになったら出来うる限りの万全の治療をしてあげたいから少しでも出費を抑えたい。さらに、その施設に入ると、今、お気に入りのデイケアをしている医院には通えなくなるのも問題。せっかく楽しみができたわけで、それがなくなるのを望まないだろう。
ケアマネージャーさんは、父ぐらいの軽い症状ならその施設に併設されている高齢者専用賃貸住宅でもいいんじゃないかと言うのだが、どうだろう。食事と見守りサービスをつけられれば大丈夫だろうか。

さっき電話で相談したら、ひとまずは妹がしばらく預かってくれることになりそうだが、、、

仕事のプレシャー(こういう時に限って大きな仕事が重なる)で、いっぱいいっぱいだから後回しにしてきたのだが、来週手術だからそろそろ段取りをしないといけない。なんでこんな時に仕事をと泣きたくなるが、罹病した妻の苦悩に比べれば泣くにあたらない。がんばらねば。



父の認知症はデイケアのおかげで改善したけれど、妻の病は術後一年にして再発してしまった。いや決して再発ではない。前回の小葉がんとは違う種類だから初発。しかし、早期発見といえども楽観できない浸潤性だった。

超音波検査で5mmほどの怪しい影があったので、細胞をとって調べてもらったのだが、数週間後に検査結果を聞くために呼ばれた診療室へ入ると、若い医師がカルテを見ながら落ち着かない様子で首をかしげたり何度もページをめくって見直していた。いい結果でないことが明らかで、身体の芯を冷たく大きな手でわしづかみにされるような嫌な感覚を覚えながら椅子に座った。

あれから何日も経った。その間に考え、悩み、怯え、希望を持つ時間の濃密なことよ。
落ちついたら、それを少しずつ振り返ってみたい。
まもなく2度目の手術となるが、転移がなく完治できることを信じよう。
生きる。君は必ず私よりも永く生きるのだ。

もう3ヶ月もさぼってたのか。早いなぁ。

記憶障害(もの忘れ)の頻度は高くなったものの、父の症状は
さほどひどくはなっておらず、このまま進行しないのを願うばかり。

今日、嫁さんが乳ガンの告知を受けてしまった。
良性の腫瘍だとばかり思っていたのに。

3年前に母を肝癌でもっていかれ、父は認知症。その上、
母の看護に尽くして父の介護に明け暮れる嫁までガンとは。
神様がいるとしたら、ずいぶん意地悪なことするじゃないか。

しかしだ、それだけみると不幸のどん底のようだけど、
日々、それなりに満ち足りた暮らしはできている。
病気のことさえ忘れれば、むしろ幸せな生活を送れているのだ。

闘病は辛いかもしれないが、直せないガンではない。
不幸な顔を見せたら意地悪な神様がほくそ笑むだけだろう。
絶対負けないと、ここで誓っておこう。

家と土地を売って裸一貫になっても嫁の病気を治してやる。