シンパチです。

 

まだ、携帯がスマートフォンでなく、携帯電話と呼ばれていたころの話。

 

その携帯電話は、NTTドコモの携帯電話は、i-modeというインターネットが使える仕組みが組み込まれていて、私が知る限り世界の最先端を行っていました。

 

日本のauもソフトバンクもそれに追随する形で新しい仕組みを展開していました。

 

海外は、まだ電話に、やっとメールが出来るくらいの時期です。

 

ところが、後発のフィンランドの会社ノキアが、インターネット接続できるサービスを展開し、それが世界に浸透していきました。

 

出た当時技術的には日本のサービスのほうが、上だったにも関わらず、世界水準はノキアに染まってしまいました。

 

で、その後は、アップル、グーグルのスマホにしてやられています。

 

似たような話は、文字コード変換技術でも言えます。

 

まだ、パソコンの文字コードがアルファベットと数字しか使えないような時代に、スタンダードJISという規格で日本語を使えるようにしました。

 

ところが、これが日本語にしか対応していないために、いまでは、utf-8という規格が世界水準になっています。

 

全く話は変わりますが、音楽の世界でも韓国のk-popと言われるジャンルが世界で大流行しています。

 

これは、やはり日本は、日本のマーケットだけで、ビジネスが成り立つためにどうしても、自国のことしか考えないようになっているからだと思います。

 

その点、フィンランドや韓国は、自国だけではそれほどビジネスにならないから、世界水準をまず考えてのことだと思います。

 

自動車の方向性にしても、ちょっと海外の進み方と違う方向に行っているように思うのは、私だけでしょうか?