シンパチです。
人間、生まれたと共に、絶対に約束されたことがあります。
それは、いつかは”死ぬ”ということです。
生と死は、それほど背中合わせになっていますが、なるべく”死”を考えないようにしようというところは、現在では多くなっているように思います。
しかし、必ず来る”死”に関しては考えておく必要があると思います。
いきなり亡くなると、いろんな人に迷惑をかけてしまうことがいっぱいあると思います。
そのため、自分が死ぬ前に、どうして欲しいか、送らないといけない情報はまとめておく必要があると思います。
そして、自分でない場合、例えば”親の死”に関しても、考えておく必要があると思います。
高齢になると病院や施設にお世話になることが多くなってきます。
そして、治せない病気が発症する、高齢で手術が出来ない、認知症が進んでいる、食べることが出来なくなるなどの状況になると、子供たちも”親の死”を覚悟する必要があります。
もちろん、延命治療を行うという選択はあります。
しかし、意識もない、あっても常に痛みを感じて苦しんでいるのに、延命治療を行ったために、10年以上生き延びるということだってあります。
そうなってしまうとケアをしている子供も、肉体的にも精神的にも、対応出来なくなります。
そうならないためにも、”親の死”は覚悟しておく必要があると思います。
延命治療を行わないということも、選択肢として考えておき、受け入れる気持ちを持つ必要もあることを考えておきましょう。