* 画像はネットからお借りしました

 

シンパチです。

本の数十年前の世界には、デジタルは存在せず、すべてアナログで出来ていました。

とはいえ、考え方としては、かなり前からもあり、私が子供時代にその流れを感じました。

というのも、現在では数学で普通に学ばれる”集合”という学問です。

私が学生時代のちょっと前に、大学で学ばれていたものが、高校に降り、中学になり、小学校でも学ばれるように徐々になってきました。

この集合こそが、デジタルの考え方の基本となっています。

そういった意味で、この”集合”が、早く低学年まで降りてきて、学ばれるようになったことが、デジタルを知る意味でも、よい改革だったと思います。

”集合”が学ばれる前の数学は、数字は整数だけでなく、少数も分数もそれ以外のものもすべて存在しました。

しかし、デジタルの場合は、基本、”1”と”0”しかないという考え方です。

そして、重要なのが、データがない” ”、つまり、”無し”という考え方もあるということです。

つまり、”0”とは、ゼロというデータであり、” ”は、データがないという意味です。

この違いは以前の数学の考え方では、考え辛いものでしたが、この”1”と”0”と” ”という考え方を理解することが、デジタルを知る入り口でした。

今のコンピュータプログラミングでは、あまり、この”2進数”の考え方は理解する必要はなくなってきました。

でも、私が最初にコンピュータに触れた40年前くらいは、この2進数の考え方を理解しないとプログラミングが出来ない状態でした。