シンパチです。

前回は、ものまね師コロッケに見る、新市場と現市場リサーチに関して書かせて頂きました。

     その記事はこちら

似たように、現市場を極め、新市場にの開拓も、エネルギッシュにやっている人を見つけました。

その名は、腹話術師のいっこく堂です。

彼もまた、コロッケと同じように、まず腹話術の世界で、その古典的な様式を受け継いでいますね。

それでいて、新たに、3人での腹話術、遅れて出る声、歌を歌う、ものまね、英語、中国語でのなど、誰もが考え付かなかったことに、常に挑戦しています。

彼は、誰かに弟子入りしたわけではなく、図書館で借りた「だれでもできる腹話術」を読んで、独自にマスターしたということです。

このように誰にも依存しなかったことが、かれの器の大きさに拘らずに出来たのかもしれませんね。

いろんな見せ方の技もさることながら、腹話術では不可能と言われた破裂音をも、克服したということです。

「パピプペポ」のような、唇から息を破裂させて発音する場合、どうしても、唇が動いてしまうわけです。

なので、通常の腹話術では、ハ行、バ行で、それまでは代用していました。

ところが、いっこく堂は、この破裂音を再現するために、唇を使って、破裂音を出す技を編み出したということです。

新しいジャンルに挑戦することもすごいですが、このように独自からのものの問題点も独自で克服しているわけです。

今あるものをマスターする。

そして、今の問題点を改良して、スキルアップ、レベルアップをする。

そして、腹話術とはいえない新しい広がり、ジャンルを生み出しています。

まず、ベースとなる道は極める、そして、可能性のあるジャンルに次々と挑戦する。

このようなことも、ビジネスの新しい可能性を図る上でも、参考になると思います。