シンパチです。

会社によっては、新しいプロジェクトを次々と立ち上げるところもあるでしょう。

自分たちが持っているノウハウ、スキルを活かして新しいことに挑戦するということは、気持ちがよいものです。

それはそれで、大事なことですが、プロジェクトが終わった時に、検証も必要です。

そのプロジェクトが成功だったか、失敗だったか。

お金だけでなく、自分たちのノウハウ、知識になったのか、会社の知名度、信用度を上げることになったのかも、出来れば数値化するようにしましょう。

そして、もし失敗だったとすると、どこにその問題点があったのかを洗い出さなければいけません。

それも、より深いところまで、問題を掘り下げないといけません。

時間がかかり過ぎ、お金をかけ過ぎ、回り道をしたなどは、すぐに出てくると思います。

しかし、それが、なぜ起きたのかの根本の問題まで、掘り下げる必要があります。

そのためには、この”なぜ”ということを繰り返すことで、根本の問題まで辿りつけます。

見積の段階で問題があった、スケジュール管理がざるだったなどまでは、辿りつくかもしれません。

しかし、それも”なぜ起きたのか”が、大事なわけです。

人に起因するのか、サポートが足りなかったのかなど、原因はいくつか出てくるでしょう。

この検証をせずに、すぐに次のプロジェクトを立ち上げてしまう会社というのが、意外と多いと思います。

新しいことをするのも大事ですが、同じ過ちを犯さないためにも、すべてのプロジェクトの検証はしておくべきです。