シンパチです。
日本ほど、国を政府を信頼している国民は、いないと思います。
歴史的に見ても、日本ほど、まじめに働いて、税金を納めている国はないと思います。
私は、10数年前に中国北京に駐在していましたが、その当時でも、まだまだ税金を国民から集める仕組みが出来上がっている気がしませんでした。
勿論、海外の会社に関しては、とても厳しく脱税出来ないようになっています。
反対に、中国系の会社はというと、どうやって税金逃れをしようかと考えている会社がほとんどです。
政府もそんな国民性を知っているので、無理して取ろうとしていないように思います。
取れるところから取るということと、国民の反感を買わないようにすることを重視しているというイメージです。
歴史的に見ても、中国は、漢民族だけでなく、元や清の時のように違う民族が国を治めても、同じように国民が苦労をしてきました。
誰が政権を取ろうと、泣くのは国民ばかりであり、それは、今でも、その流れは、あまり変わっていないように思います。
なので、日本が、会社のため、国のために、仕事をして税金を納めるのが、当たり前だと思っている国民に取っては、付き合いにくい国のように感じることもあるでしょう。
しかし、中国人は、国や会社よりも、家族や親しい友人に対しては、日本人以上にその絆を大切にします。
つまり、会社としても、その社長、担当者と強い絆を持つことが出来れば、これほど、強い味方はいません。
信頼する友人になれれば、その友人のためなら、かなり無理なことでも、対応してくるが中国人でも、あります。
是非、中国と取引をする場合は、このような国民性を理解して仕事をするようにしましょう。