シンパチです。
ビジネスを運営している場合、その会社ならではのノウハウ、やり方があるはずです。
そして、そのノウハウ、やり方が、会社としての強みです。
誰でも出来ること、真似出来ることだとすると、ビジネスとして破綻していますものね。
なので、その会社ならではのやり方というのが、あるはずです。
で、それは、会社継続のために社内機密として、真似出来ないようにしなければ、なりません。
それとは反対に、そのノウハウと使って、どれだけ素晴らしい製品、サービスにしているのかというもは、世間に知ってもらう必要があります。
そのノウハウの素晴らしさを知らせることによって、お客さんはファンになってくれますし、常連客にも、なってくれる可能性も出てきます。
この機密にすることと、知らしめることは、相反することのように聞こえるかも知れません。
しかし、隠すべきところと、明らかにするところは、はっきりした線引きさえしたら、うまくいきます。
例えば、コンサルティングの仕事の場合を考えてみましょう。
勉強会などで、ビジネスの悩みをコンサルティングに相談したとしましょう。
勿論、勉強会の参加費は払っているわけですから、相談はしたくなるでしょう。
そして、そこで、新たな相談料などは、通常発生しないものです。
しかし、腕のよいコンサルティングは、そこで、相談された会社からコンサルティングとして採用される確率が90%以上にもなるところも、あるわけです。
その相談時にノウハウを明かしてしまうと契約は成立しません。
とはいえ、その相談の時に、腕がよいところを見せなければならないわけです。
では、どう切り分けをしているのでしょうか?
それは、相談時に、その会社の悩みの問題の本質を探ってあげる対応をしてあげているわけです。
つまり、問題の根本がどこにあるかを導いて上げているわけです。
ここまでは、無料での対応です。
で、その問題解決をどうするかが、後日コンサルティングとしての有料サービスとなるわけです。
このように、自分の力を見せ付けられるところと、実際のお金が取れる部分をうまく分離することで、ビジネスをうまくいかせることが、可能になってくるわけです。
是非、知ってもらうためのメッセージと自分の強みの隠すノウハウの線引きをうまく使い分けるようにしてみましょう。