シンパチです。
近年のパソコンを含むコンピュータの技術の進歩は、すごいですね。
映像も音響は、もう人間の判断できないくらいまで、進歩していますし
近年人気のAIの分野では、チェス、将棋などでも、人間を超えるものが出てきています。
現在では、小説、音楽を作るAIまで、作られてきています。
そのうち、AIが書いた小説、音楽、絵画なんてものも、出てくるかもしれません。
しかし、このような技術には、とても、時間とお金がかかります。
その理由のひとつに、今は、環境としても、ツールとしても、何でも出来るという理由があります。
どういうことかというと、私がこのIT系の仕事を始めた時というのは
今では64ビットが通常のCPUも8ビットしかありませんでした。
今では、T(テラ)レベルの容量も普通になってきましたが、私のころは、k(キロ)の世界でした。
Tとkでは、1,000,000,000倍の違いがあります。
速度も同じくらいのスピードの差がありました。
つまり、以前は、いかに容量を食わないようにするか、スピードを調整するために、何を優先させて何をやらないようにするかということを、まず考えないといけませんでした。
今は、そんなことを考える必要が、ほとんどありません。
しかし、何でも出来るということは、いろんなことをやらないといけないということにも、繋がります。
以前は、制限があったから、やれることだけしか、出来なかった。
つまり、出来ることが少なかったおかげで、時間もかけずに作れたというのが、あります。
制限をかけるということで、開発時間を早くすることが出来るということは、頭においておくべきことです。
p.s. 月面着陸したアポロ11号のコンピュータは、8ビットのファミコン級だったということを聞いた時、よく月まで行って返って来れたなと思いました。