シンパチです。
ある商品開発の企画が立案され、それを実際実行することになったとします。
その場合に大事なことは、何でしょうか?
もちろん、いろんなことが考えられると思います。
私の経験上、その中で特に重要だと思うのが、その商品のコンセプトと商品開発の見積もりだと思っています。
というのも、開発がスタートすると開発段階で、いろんな問題が起こったり、反対により良い案が出てきたりします。
そうやって要因で軌道修正を行っていると、いつのまにか当初のコンセプトからずれたものになっているということが、よくあります。
現場でプロトタイプが出きて、クライアントなり社長に見せて、そこで大目玉を食うなんてことは、よく遭遇しました。
また、最初の見積もりが甘いと、忘れられていた項目や問題が起きての修正、良いアイディアへの変更などで、予算が、倍くらいに膨らむなんてことにも、遭遇しました。
予算が膨らんでも、出資者が出してくれるということであれば、良いですが、まあそんなことは、あまりありません。
結局、開発側で出費を出したり、オーバーワークになることが、通常です。
そのためにも、コンセプトを常に反芻することと、最初の見積もり作成は、じっくりやっておく必要があります。
p.s. どんなにすばらしい出来になったとしても、実際に市場に出してみないと結果は分かりません。
なので、可能な限り、プロトタイプが出来た団塊で市場に出せるような計画も練っておくというのを検討するようにしておきましょう。