シンパチです。
パクるということは、犯罪や反則のようなイメージの言葉ですよね。
実際に語源を調べてみると
1.物を盗むという意味で不良に使われた言葉
2.警察が犯人を捕まえることで盗人の間で使われた言葉
ということです。
しかし、反対に名著「アイデアのつくり方」では、最終的にアイデアとは、二つの別々の要素を組み合わせて、新しいものをつくり出すものというようなことを言っています。
何か新しいものが、生まれた場合、絶対に何かベースになった、参考になったものが、あるはずです。
1を1.1, 1.5, 2にすることは、それほど難しくはないと思いますが、ゼロから1をつくり出すことは至難の業です。
音楽でも絵でも、そうですが、前任者の影響化の上で新しいものが生まれているわけです。
もちろん商品、サービスを完全コピーして販売するというのは、法律的にも問題はあります。
しかし、別業界の何か、別商品のちょっと変わったところを自分の商品で参考にさせてもらうというようなことで、成功している例はたくさんあります。
例えばスパゲティでは当たり前のトマトベースの味をラーメンで試して成功したなんてことは、よくあることです。
同じ業種、ジャンルではなく、他業種、他ジャンルのものを取り寄せてみるというのを考えてみることは、悪いことではないと思います。
p.s. 同業種の商品は、もちろん、キャッチフレーズ、売り文句とかも、パクるのは、ダメですよ。