不動産屋からは、写真の状態での引き渡しでした。
更地の状態ですが、敷地の両側の土留めは、解体屋が、壊し難いので、
残した土留めの残骸です。
水路敷きの通路になります。
コンクリート製の古い浄化槽で、奥側の隣家と共有しています。
浄化槽の上に境界ブロックが、載っていますが、どうみても沈下して、
触った時点で、壊れそうですので、解体屋も逃げてしまった様です。
反対端も怪しい造りですが、隣家の型が、コンクリートで、造り直して
いるので、まだ、浄化槽側より良い方です。
亀裂だらけの既存境界ブロック塀です。
大谷石以外が、コンクリート製浄化槽が、入っていそうです。
浄化槽からの排水が、見えていますが、隣地側です。
大谷石側は、隣地になります。
最初にジャッキアップして、塀と大谷石積みが、沈下しない様に仮設工事
を行います。
黄色いペンキの付いた物が、サポート材になります。
敷地内の土を掘って、大きさの確認をして、少しづつ手壊しで、作業を
進めていきます。
新たに土留めを造るのに基礎部分を含めるとアスファルトの通路部分から
最低でも写真くらいは、下がります。
浄化槽もそのまま埋め殺ししていたようです。
ブロック塀側のコンクリートは、ブロックと一体になっていますので、
残置して、際で、切り離していきます。
文章ですと簡単に書いていますが、コンクリートも厚いので、中々、
手で壊れないので、かなりの時間が、掛っています。
当然、音と振動のクレームは、毎日の様にありますので、解体屋の
仕事と思いながらも壊していきます。
ようやく壊し終えて、外は、真っ暗です。
解体屋が、ここまで、作業を行っていれば良いのですが、更地渡しの
状態が、残っていたので、致し方ないです。
鉄筋の配筋をしています。
新しい家の排水経路が、水路敷き側でしたので、排水管を事前に
立ち上げています。
既存浄化槽との境になります。
既存ブロック塀と大谷石積みを支えているサポート材になります。
解体屋さんも隣の家に影響が、出るのが、面倒で、
大きく残っている状況でした。
土留めを造らないと家が、出来ないので、大変
難しい工事になりました。