『エルマーのぼうけん』展

立川駅北口の「サンサンロード」2階フロア―にある「PLAY! MUSEUM」で、「エルマーのぼうけん」展が開かれている。(~10/1)。小1の孫と行ってきた。140枚に上る原画が物語(3巻)の順に展示されている。保育園文化祭で「エルマーのぼうけん」に取り組んだ孫は、もう一度読み返すかのように、一点一点、絵と文を読んでいた。「町」や「本」などまだ習っていない漢字はひとつずつ私に聞いてかしかめながら。(フリガナがつけられていなかった)

喫茶コーナーのメニューが作品にちなんで作られていて、孫はパフェを、私はハヤシライスを食べたが、食べながら、ハヤシライスのここは海、ここは森……、と孫が物語をしてくれた。ミュージアムショップでは、『エルマーのぼうけん展』という公式図録が販売されている。これは原画を収め、その文を温書きしているが、アニマシオンそのものだった。

「エルマーのどうぶつ図鑑」「りゅうのひみつ」「エルマーならどうする?」という3つのコラムがあって、クイズ風に読書を誘っている。

巻末に、前沢明枝さんによる「ルイス・S・がネットのぼうけん」という作者の説明があって、これも魅力的な物語になっている。1923年に生まれたルイスは今年、ちょうど100歳になる。お元気ということだ。10月1日までなので、おすすめしたい。これから全国を回るそうだ。