こやま峰子さんを囲んで

 

 

 22日(土)、詩人こやま峰子さんを囲んで、詩人としてスタートする経過や作品の成立の背景などをお聞きする集いをもった。小山さんとアニマシオンクラブとは会発足以前からのつながりであって、発足間もない葛飾区立飯塚小学校における公開研究会(5会場で児童の自主参加による)で「まるごとこやま峰子さんでアニマシオン」を開催して以来だ。20年以上の関りである。

 詩集『平和への伝言』では、戦争中の幼い日々の体験が書かれている。最近出した絵本『北の里から平和の祈り―ノーモア・ヒバクシャ会館物語』など、いのちと平和は、こやまさんの基本テーマだ。そして、フランス・フランス語との関わり。バイオリンの話にはびっくり。

それに、大好きなゴリラの人気シリーズ。私の好きは、日本文芸家協会賞を受賞された詩集『かぜのアパート』3部作(朔北社)。たくさんの作品をアニマシオンにさせていただいた。

 札幌クラブの佐藤広也さんの得意とする、エリュアールの詩の翻訳絵本『自由』は格別に素敵だ。

 今回は、こやまさんの大好きなワインを持ちこんでチーズなどを食べながらの集いとなった。いつものメンバーで学校公開日のために参加できなかったメンバーのためには、ぜひもう一度お願いしたいものだ。

 会場である我が家の部屋からは富士山が美しく見えていた。写真がうまく取りこめないので失礼。