川田龍平さんと循環型社会を考える集い

 昨日は、すぐ近くのNPOが運営する集会所に川田龍平さんが来たので、聴きに行った。

龍平君も46歳。参議院議員となって3期15年目。今は、「ローカルフード法」の議員立法の実現に奔走している。

 有機食材を取り入れる学校給食によって、地域農業を活性化する「オーガニックなまちづくり条例」を地域に普及し、それを国のレベルでも実現していこうとする運動だ。千葉県のいすみ市の運動は『ビッグイシュー』で紹介されていたが、木更津市ほか、大きな広がりを見せている。10月26日には中野ゼロホールで「全国オーガニック給食フォーラム」が開かれ、多くの首長が参加表明している。

 こんなに熱く食の安全と種の多様性を守る意義を語る龍平君を見るのはとても新鮮な思いだった。19歳でHIVキャリアのカミングアウトをして薬害エイズのたたかいは大きな壁を越えることになったのだったが、もう30年近い付き合いになるのだ。私はただ、彼の健康を願う個人的なサポーターに過ぎないけれど、前日も北海道にこの問題で行っていたという姿に拍手を送っている。