9月16日(日)曇り 学生が読む宮澤賢治②『セロ弾きのゴーシュ』
昨日は心理学部付属研究所のセミナーだった。私も担当の国語模擬教室の時間を持った。受講生は15名、構成は小・中の先生、教頭、校長。民間の人、養護教諭、指導主事・・まさに様々だった。私は「多様性をつくる」ということで、学生4名(1年生と3年生)とアニマシオンクラブの若手3名に入ってもらった。この夏、行ってきた「犯人をさがせ」の仕上げのつもりだった。おもしろいことに、4人チームはすべて真犯人にたどりつき、3人チーム2つは失敗した。いつか、こういう経過をまとめてみたいと思う。
さて、ゼミ生が読んだ宮澤賢治②
『セロ弾きのゴーシュ』
~頑張っても頑張っても上手くいかない。だけど、必ず上手くいく時が来る。~
「あらすじ」省略
主人公であるゴーシュは。三毛猫に対して怒ってひどいことをしたり、楽長からしかられてばかりのときは涙を流したりと、非常に喜怒哀楽の激しい性格であるように読み取れます。だからこそ、読者はゴーシュのそういった人間臭い部分に共感し、感情移入しながら読むことができるのではないでしょうか。また、ゴーシュが楽長に叱られているときの他の音楽団員の様子も、「みんなは気の毒そうにして、わざと自分の譜をのぞき込んだりじぶんの楽器をはじいてみたりしています。」というように、宮沢賢治の的確な人間の表現の面白さを楽しみながら読める作品です。
努力して頑張っているのに上手くいかないゴーシュの姿に、きっと読者は自分と重ねあわせたり、共感したりするでしょう。そのようななかで、動物たちのことばによって成長していくゴーシュの様子は、人々に勇気を与えてくれます。自分が上手くいかないときに、元気づけてくれるような、そんな作品です。(下)
*写真は金治記念館隣の物産館レストラン「山猫軒」

昨日は心理学部付属研究所のセミナーだった。私も担当の国語模擬教室の時間を持った。受講生は15名、構成は小・中の先生、教頭、校長。民間の人、養護教諭、指導主事・・まさに様々だった。私は「多様性をつくる」ということで、学生4名(1年生と3年生)とアニマシオンクラブの若手3名に入ってもらった。この夏、行ってきた「犯人をさがせ」の仕上げのつもりだった。おもしろいことに、4人チームはすべて真犯人にたどりつき、3人チーム2つは失敗した。いつか、こういう経過をまとめてみたいと思う。
さて、ゼミ生が読んだ宮澤賢治②
『セロ弾きのゴーシュ』
~頑張っても頑張っても上手くいかない。だけど、必ず上手くいく時が来る。~
「あらすじ」省略
主人公であるゴーシュは。三毛猫に対して怒ってひどいことをしたり、楽長からしかられてばかりのときは涙を流したりと、非常に喜怒哀楽の激しい性格であるように読み取れます。だからこそ、読者はゴーシュのそういった人間臭い部分に共感し、感情移入しながら読むことができるのではないでしょうか。また、ゴーシュが楽長に叱られているときの他の音楽団員の様子も、「みんなは気の毒そうにして、わざと自分の譜をのぞき込んだりじぶんの楽器をはじいてみたりしています。」というように、宮沢賢治の的確な人間の表現の面白さを楽しみながら読める作品です。
努力して頑張っているのに上手くいかないゴーシュの姿に、きっと読者は自分と重ねあわせたり、共感したりするでしょう。そのようななかで、動物たちのことばによって成長していくゴーシュの様子は、人々に勇気を与えてくれます。自分が上手くいかないときに、元気づけてくれるような、そんな作品です。(下)
*写真は金治記念館隣の物産館レストラン「山猫軒」
